生きていくのが辛い日は･･
この週末は散々だった。
昨日も書いたが、大阪に遠征に行き、２連敗だったこともさることながら、帰りは全日空のシステムトラブルで出発が３０分も遅れた。まあ、羽田発の飛行機が夕方まで欠航だったらしいので、飛んでくれただけでも良しとしなければいかないかな(苦笑)･･。
これが北海道や沖縄など、飛行機でしか行けないような所だったらと思うとぞっとする･･。何が原因なのかは知らないが、二度とこのようなことがないようしっかりしてもらいたい。今週末は札幌に行くので(笑)･･。
もし、また同じようなことがあったら、おそらく顧客の全日空に対する信頼関係は完全に崩壊し、日本航空に文字通り｢乗り換えられる｣ことだろう。
今までの企業努力が水の泡になってしまうので、このことを教訓とし、心して原因究明に当たってもらいたい。
そんな具合で、何か落ち着かない気分で迎えた月曜日、二つの訃報が待っていた。
松岡農相 首をつって自殺 議員宿舎で
２８日午後０時１８分ごろ、東京都港区の衆院赤坂議員宿舎の自室で松岡利勝農相（６２）が倒れているのを迎えに行った秘書官らが見つけ、警察に通報した。首つりによる自殺を図ったもので、救急隊員らが現場で応急処置をした後、午後１時に東京・慶応大病院に運んだが同２時死亡が確認された。松岡農相は自らの事務所の政治資金問題や、官製談合事件が告発された農水省所管の「緑資源機構」の関連団体からの献金問題で野党から追及され、世論からも批判を浴びていた。
警察が詳しい状況を調べているが、農相はリビングのドアのちょうつがいに犬の散歩用のひもをひっかけて首をつっていたという。また午前１０時に農相の警護の警察官（ＳＰ）と話していたことが分かっており、その後自殺を図ったとみられる。
松岡農相は自らの資金管理団体が事務所の光熱水費をめぐる不明朗な処理で世論批判を受け、野党から追及されていた。安倍晋三首相は「法的な責任を果たしている」と擁護していた。しかし、官製談合事件で刑事事件に発展した緑資源機構の関連団体から献金を受けていたことも発覚。自民党内からも辞任を求める声が出ていた。
松岡農相は衆院熊本３区選出。１９９０年、衆院選に立候補し初当選。０５年に６選を果たし、昨年９月の安倍内閣発足時に農相に就任した。
農林水産省によると、松岡農相は２８日午後１時４０分から、国会内で開かれる参院決算委員会に出席する予定で、午前中に東京・霞が関の農水省内で同省幹部と事前の打ち合わせをするはずだったが、姿を見せなかったという。
そしてもうひとつ･･
＜ＺＡＲＤ＞坂井泉水さん死去 病院のスロープから転落
「負けないで」などのヒット曲で知られる人気歌手、ＺＡＲＤ（ザード）の坂井泉水（さかい・いずみ、本名・蒲池幸子＝かまち・さちこ）＝さん（４０）が２７日、入院していた東京都新宿区の慶応大病院で脳挫傷のため死去した。病院のスロープから転落したとされ、警視庁四谷署は詳しい状況などを調べている。
同署によると、２６日午前５時４０分ごろ、同病院の外に取り付けられたらせん状スロープ下のコンクリート地面に、坂井さんが倒れているのを通行人が見つけた。靴ははいており、ジーンズにＴシャツ姿で、２７日に死亡が確認された。所属事務所「リレーションズ」によると、日課にしている散歩から病室に戻る途中で、前日の雨でぬれていたため足を滑らせ約３メートル転落し、後頭部を強打したという。
事務所によると、坂井さんは昨年６月に子宮けいがんのため摘出手術を受け、入退院を繰り返したが、肺への転移が見つかったため、今年４月に同病院に入院。抗がん治療はうまくいっていたという。秋にアルバムの発売を予定し、３年ぶりのライブツアーも計画中で、病室でスタッフと打ち合わせをしたり、詞を書きためるなど再起を目指していた。
事務所は「坂井泉水が数々のヒット曲とともに、いつまでも皆様の心の中に生き続けることを願ってやまない」とコメント。葬儀は密葬で行い、ファン向けの「お別れの会」を予定している。
(ともに5月28日 毎日新聞)
まずは松岡大臣について。
死者に鞭打つようで、あまり気分のいいものではないが、このニュースを聞いたとき、驚きとともに思ったことは、｢逃げやがったな!!｣だった。
あまり詳しくはないのだが、｢何とか還元水｣から始まり、今回の｢緑資源機構｣の談合事件にいたるまで、現職の大臣でこれだけスキャンダルまみれな人もそういない。しかもそれらの問題に対して、何一つ納得いく説明をしておらず、挙句の果てには、｢緑資源｣では検察が本格的に動き出すことを察知し、｢もはやこれまでか･･｣とばかりに･･。
まさに自分で自分の首を絞めてしまったわけだ･･。これで一連の事件の真相が解明されることはなくなってしまった。
この自殺について、石原東京都知事は、｢自分の命で罪を償うなんて、まさに彼はサムライだね。｣なんてことを言っていた。いかにもこの人らしいとは思ったが、とんでもないことだ!こんな無責任な人間がサムライだなんて言ったら、本物の｢侍｣に失礼だ!｢こんなことになるのなら、大臣辞めればよかったのにねえ･･。｣罰当たりなようで心苦しいが、正直に書かせてもらえば、松岡氏は卑怯者だと思う。とてもじゃないが冥福を祈る気になんてなれない･･。
これがただの｢良心の呵責にさいなまれて｣の自殺ならばまだしも、この一連の事件に、松岡氏が命と引き換えにしてでも守らなければならない｢何か｣があるのだろうかと考えてしまう僕は｢冷血人間｣だろうか･･。
いずれにせよ、検察には何とかして真相の究明をしてもらいたいと思う。｢巨悪｣は眠らせてはならない・・なんて、格好つけすぎか(苦笑)!?
前に書いた松岡氏は、正直｢遠い存在｣だったが、ここで書くZARDの坂井泉水さんは、とても思い出深い存在だ。バブル期に活躍したいわゆる｢ビーイング系アーチスト｣の代表格だった。
あれはおそらく僕が高校生くらいだった頃、確かクラリオンのレーザーカラオケのCMで、そのCMソングで流れていたのが｢Goodbye my loneliness｣という曲で、そのボーカルの澄んだ声にびっくりしたのを覚えている。それがはじめて僕が聞いたZARDの曲だった。それからしばらくして、ビーイングの、ZARDの快進撃が始まった。
｢揺れる想い｣、｢負けないで｣、｢君がいない｣、｢My friend｣･･･。数え上げたらキリがない。間違いなくZARDは僕の青春時代の一ページを飾るアーティストの一人だった、それが･･。
子宮ガンにかかり、しかもそれが転移していたとは初めて知った。
さぞや辛かったのだろうねえ･･。
自らが歌い、日本中の何十万、何百万の人々を勇気づけた｢負けないで｣の歌詞を思い出して、もう少しがんばってもらって、是非もう一度あの歌声を聞かせて欲しかった。
本田美奈子.さんといい、坂井さんといい、まさに｢佳人薄命｣だなあと思うと同時に、そんなに早く連れて行ってしまう神様が恨めしく思える。
僕はZARDを、そして坂井泉水というアーティストを絶対に忘れない。 合掌
昨日も書いたが、大阪に遠征に行き、２連敗だったこともさることながら、帰りは全日空のシステムトラブルで出発が３０分も遅れた。まあ、羽田発の飛行機が夕方まで欠航だったらしいので、飛んでくれただけでも良しとしなければいかないかな(苦笑)･･。
これが北海道や沖縄など、飛行機でしか行けないような所だったらと思うとぞっとする･･。何が原因なのかは知らないが、二度とこのようなことがないようしっかりしてもらいたい。今週末は札幌に行くので(笑)･･。
もし、また同じようなことがあったら、おそらく顧客の全日空に対する信頼関係は完全に崩壊し、日本航空に文字通り｢乗り換えられる｣ことだろう。
今までの企業努力が水の泡になってしまうので、このことを教訓とし、心して原因究明に当たってもらいたい。
そんな具合で、何か落ち着かない気分で迎えた月曜日、二つの訃報が待っていた。
松岡農相 首をつって自殺 議員宿舎で
２８日午後０時１８分ごろ、東京都港区の衆院赤坂議員宿舎の自室で松岡利勝農相（６２）が倒れているのを迎えに行った秘書官らが見つけ、警察に通報した。首つりによる自殺を図ったもので、救急隊員らが現場で応急処置をした後、午後１時に東京・慶応大病院に運んだが同２時死亡が確認された。松岡農相は自らの事務所の政治資金問題や、官製談合事件が告発された農水省所管の「緑資源機構」の関連団体からの献金問題で野党から追及され、世論からも批判を浴びていた。
警察が詳しい状況を調べているが、農相はリビングのドアのちょうつがいに犬の散歩用のひもをひっかけて首をつっていたという。また午前１０時に農相の警護の警察官（ＳＰ）と話していたことが分かっており、その後自殺を図ったとみられる。
松岡農相は自らの資金管理団体が事務所の光熱水費をめぐる不明朗な処理で世論批判を受け、野党から追及されていた。安倍晋三首相は「法的な責任を果たしている」と擁護していた。しかし、官製談合事件で刑事事件に発展した緑資源機構の関連団体から献金を受けていたことも発覚。自民党内からも辞任を求める声が出ていた。
松岡農相は衆院熊本３区選出。１９９０年、衆院選に立候補し初当選。０５年に６選を果たし、昨年９月の安倍内閣発足時に農相に就任した。
農林水産省によると、松岡農相は２８日午後１時４０分から、国会内で開かれる参院決算委員会に出席する予定で、午前中に東京・霞が関の農水省内で同省幹部と事前の打ち合わせをするはずだったが、姿を見せなかったという。
そしてもうひとつ･･
＜ＺＡＲＤ＞坂井泉水さん死去 病院のスロープから転落
「負けないで」などのヒット曲で知られる人気歌手、ＺＡＲＤ（ザード）の坂井泉水（さかい・いずみ、本名・蒲池幸子＝かまち・さちこ）＝さん（４０）が２７日、入院していた東京都新宿区の慶応大病院で脳挫傷のため死去した。病院のスロープから転落したとされ、警視庁四谷署は詳しい状況などを調べている。
同署によると、２６日午前５時４０分ごろ、同病院の外に取り付けられたらせん状スロープ下のコンクリート地面に、坂井さんが倒れているのを通行人が見つけた。靴ははいており、ジーンズにＴシャツ姿で、２７日に死亡が確認された。所属事務所「リレーションズ」によると、日課にしている散歩から病室に戻る途中で、前日の雨でぬれていたため足を滑らせ約３メートル転落し、後頭部を強打したという。
事務所によると、坂井さんは昨年６月に子宮けいがんのため摘出手術を受け、入退院を繰り返したが、肺への転移が見つかったため、今年４月に同病院に入院。抗がん治療はうまくいっていたという。秋にアルバムの発売を予定し、３年ぶりのライブツアーも計画中で、病室でスタッフと打ち合わせをしたり、詞を書きためるなど再起を目指していた。
事務所は「坂井泉水が数々のヒット曲とともに、いつまでも皆様の心の中に生き続けることを願ってやまない」とコメント。葬儀は密葬で行い、ファン向けの「お別れの会」を予定している。
(ともに5月28日 毎日新聞)
まずは松岡大臣について。
死者に鞭打つようで、あまり気分のいいものではないが、このニュースを聞いたとき、驚きとともに思ったことは、｢逃げやがったな!!｣だった。
あまり詳しくはないのだが、｢何とか還元水｣から始まり、今回の｢緑資源機構｣の談合事件にいたるまで、現職の大臣でこれだけスキャンダルまみれな人もそういない。しかもそれらの問題に対して、何一つ納得いく説明をしておらず、挙句の果てには、｢緑資源｣では検察が本格的に動き出すことを察知し、｢もはやこれまでか･･｣とばかりに･･。
まさに自分で自分の首を絞めてしまったわけだ･･。これで一連の事件の真相が解明されることはなくなってしまった。
この自殺について、石原東京都知事は、｢自分の命で罪を償うなんて、まさに彼はサムライだね。｣なんてことを言っていた。いかにもこの人らしいとは思ったが、とんでもないことだ!こんな無責任な人間がサムライだなんて言ったら、本物の｢侍｣に失礼だ!｢こんなことになるのなら、大臣辞めればよかったのにねえ･･。｣罰当たりなようで心苦しいが、正直に書かせてもらえば、松岡氏は卑怯者だと思う。とてもじゃないが冥福を祈る気になんてなれない･･。
これがただの｢良心の呵責にさいなまれて｣の自殺ならばまだしも、この一連の事件に、松岡氏が命と引き換えにしてでも守らなければならない｢何か｣があるのだろうかと考えてしまう僕は｢冷血人間｣だろうか･･。
いずれにせよ、検察には何とかして真相の究明をしてもらいたいと思う。｢巨悪｣は眠らせてはならない・・なんて、格好つけすぎか(苦笑)!?
前に書いた松岡氏は、正直｢遠い存在｣だったが、ここで書くZARDの坂井泉水さんは、とても思い出深い存在だ。バブル期に活躍したいわゆる｢ビーイング系アーチスト｣の代表格だった。
あれはおそらく僕が高校生くらいだった頃、確かクラリオンのレーザーカラオケのCMで、そのCMソングで流れていたのが｢Goodbye my loneliness｣という曲で、そのボーカルの澄んだ声にびっくりしたのを覚えている。それがはじめて僕が聞いたZARDの曲だった。それからしばらくして、ビーイングの、ZARDの快進撃が始まった。
｢揺れる想い｣、｢負けないで｣、｢君がいない｣、｢My friend｣･･･。数え上げたらキリがない。間違いなくZARDは僕の青春時代の一ページを飾るアーティストの一人だった、それが･･。
子宮ガンにかかり、しかもそれが転移していたとは初めて知った。
さぞや辛かったのだろうねえ･･。
自らが歌い、日本中の何十万、何百万の人々を勇気づけた｢負けないで｣の歌詞を思い出して、もう少しがんばってもらって、是非もう一度あの歌声を聞かせて欲しかった。
本田美奈子.さんといい、坂井さんといい、まさに｢佳人薄命｣だなあと思うと同時に、そんなに早く連れて行ってしまう神様が恨めしく思える。
僕はZARDを、そして坂井泉水というアーティストを絶対に忘れない。 合掌
| fulietigers | コラム | 23:05 | comments(1) | - |
