2009.10.11 Sunday

明日はどっちだ?

あまりに久々の投稿のため、パスワードを忘れていた・・(苦笑)。

去年も今年も、「絶対に負けられない戦い」でコロッと負け、去年は優勝を、今年はAクラス(CSとは書かない。)を逃したタイガース。

何でこんなに勝負弱いのか考えたとき、皮肉なことに頭に浮かんだのが読売だった。
今更書くまでもないのだが、今のタイガースは、補強補強に明け暮れ、スタメンを見れば移籍選手やベテラン選手ばかりで、若手の台頭がほとんどない。
これって、買ってきた4番打者ばかりでスタメンを並べ、低迷していた堀内監督時代の読売に瓜二つだ。うちをお払い箱になったアリアスまで取ってたっけ・・。

 ただ、そんな落日のライバルを見て思ったことがあった。
「矢野や亀井がレギュラーになったら怖いなあ・・。」
当時まだレギュラーには程遠かった生え抜きの若手達を見てそう思ったのだった・・。

 読売の首脳陣もそれに気づいてしまったのだろう、小笠原やラミレス、グライやクルーンなどを買ってきつつも、それだけではなく自前で選手を育てるようになり、坂本や亀井、松本、越智そして山口など、若手の育成に力を入れ、戻ってきた原監督がそんな若手を積極的に使うようになり、清水や二岡などの「不良債権」を売り払い、チームは一気に活性化され、投打、若手ベテランが見事にかみ合った隙のないチームに生まれ変わり、気がついたら3連覇を余裕で達成されてしまった・・。
おそらく今の読売なら、欧州のサッカーのビッグクラブみたいに、同じ戦力のチームが2つくらい出来るだろう。
悔しいが、選手層の厚さを思い知らされてしまったし、今のタイガースと比べて絶望的な差を痛感してしまった・・。

残念ではあるが、今の戦力では4位は妥当だろう。
ベテラン頼りで、若手が伸びてこず、レギュラーがここ数年変らないチームではそれも当然だろう。

今の最悪のチーム状態を見て、ふと思い出したことがあった。
それは会社に入って営業の仕事を始めたばかりのころ、新規開拓の重要性について所長から聞いた話だった・・。

そこで話されたこと、それは既存の顧客はほとんどが前年の実績を割り込むということで、そんな顧客に頼っていると、全社の売り上げも下がることこそあれ、上がることは見込めないということだった。
その売り上げを上げるための手段が新しい顧客を獲得して、購買力を上げるということだった。
新規開拓することによって市場の活性化も図られ、そこからさらに新たな需要が生み出されるかもしれないということだった。

タイガースとは直接関係ない話だが、新しい戦力の育成を怠って(そう断言させてもらう)来たことが、この体たらくにつながったと言うことは、新規開拓の話と相通ずるものがあると思うのだが・・。

今オフ、早くも退団、トレード話など出てきてはいるが、そんなものは、秋季キャンプで若手を鍛え上げ、戦力のみきわめをしてからでも遅くないのだろうか?
もっとも、若手に興味を示さず、ベテランの調整具合を見るためだけにファームを視察する監督がいるチームでは無理な話か・・。

とにかく、このままではタイガースは暗黒時代に戻るのは確実だ。再び優勝争いをするチームになるためには、チーム内にもっと厳しさが必要だろう。
監督、コーチ陣が仲良しグループになってしまっているような気がする。
再び読売の後塵を拝する日々が続くのか・・。それとも猛虎復活なるのか。これから始まるオフシーズンが復活への布石になることを願ってやまない。


 

2008.10.22 Wednesday

GAME IS OVER.....2008

 はじき返された剛速球は、高々と舞い上がり、中日ファンの夢を乗せて、スタンドに吸い込まれていった・・。
 それはシーズン終盤の瀕死の虎の息の根を止めるに十分だった。

 最後の砦の球児がウッズに打たれ、鳥谷が三振で試合終了…。
まさに岡田阪神の終わりを象徴する負け方だ。
別に腹も立たなければ悲しくもない。
これでひとつの時代が終わったのだ・・・。
2年連続で最悪の形で優勝を逃したことを考えれば、岡田監督がその責を負うのは当然のことで、これでひとつの区切りがついたといえる。

去年は怒涛の10連勝しながらその後、8連敗し、今年は13ゲームはなしておきながら、最後の数試合で兎に追い抜かれて優勝を逃してしまったチームには、「何か」が足りなかったし、それが足りなかったからこそ優勝に手が届かなかったと思うのだ。

若手の伸び悩みや、選手層の薄さなどいろいろあると思うのだが、特に今年見てて思ったことは、ここ一番での「したたかさ」の欠如に尽きるのではないだろうか。
シーズン終盤でのひ弱さしか感じないチーム状態は、明らかに夏までのチームとは別のものだ。
よく、北京五輪で選手が抜けたことを「失速」の原因にあげる人がいる。
それももちろん一因だと思うし、否定する気はない。
しかし、それは決して大きな比重は占めないと思う。
もしそれが最たる原因であるというのならば、昨シーズンの8連敗の説明が出来ないと思うからだ。

 新監督の仕事はその足りない「何か」を見つけ出し、「補修」することになるのではないかと思う。
それが若手の抜擢なのか、それともFAや外国人の補強なのか、それとも・・?

 寂しい気持ちで兎と竜のCSを見ながら、この記事を書いている。

「来年こそは甲子園で・・」の想いをこめて、締めたいと思う。

2008.10.08 Wednesday

「明日」に向かって

10ヶ月ぶりの更新だが、こんな記事を書くことになろうとは・・

数字上の可能性はまだ残されているが、タイガースが残り試合全部勝つ可能性よりも、巨人が横浜、ヤクルトと続く「お得意様シリーズ」3試合を勝ち越す可能性のほうがはるかに高いと考えていいだろう。はっきり言って「終戦」だ。

厳しいことを書けば、これは「身から出たサビ」だろう。
「ここ一番」をことごとく落としてきたチームと、着実にものにしてきたチームの違いが、シーズン最後の天王山で残酷なまでのコントラストを描きだした・・。
 
 思えば、シーズン初めから不調の「銀河系軍団」を尻目に首位を独走していたころから、ここ数年のシーズン終盤での大失速が常に頭の片隅にあった。

 シーズン序盤と終盤ではまったく別のチームになってしまう・・。
「何で毎年こうなるんだ!?」この時期になると自問自答してした・・。 
その原因は、選手層の薄さにあるのだろうと思っている。
「不動のメンバー」といえば聞こえはいいが、実際のところ、今のレギュラーを追い落とすだけの「若い力」が伸びてこないということだった。
確かに岡田監督は保守的で、思い切った選手起用を嫌い、投打ともに「定番」選手を使いまわすことしか考えない性格ということもある。
今年、岡田監督が使った若手といったら、岩田と石川ぐらいしか思い当たらない。

交流戦で無惨な一軍デビューをした鶴が、どんなに二軍でがんばろうが、二度とチャンスを与えなかったし、またその逆に、渡辺、江草、久保田などが絶不調だったときにもこだわり続け、試合を決められた・・。
そんな調子なのならば、「どうせ打たれるならば・・」という覚悟で、若手を使うくらいの博打を打ってもよかったのではないかと思うのだが、残念ながら、岡田体制では坂本、山口、越智や鈴木は出てこないだろう・・。

タイガースのレギュラー選手といえば、金本、矢野、下柳の「アラフォー3人衆」を筆頭に、桧山、今岡などベテランが多いが、彼らが抜けた後の選手名を挙げられないのは僕だけだろうか・・?

 力の差をまざまざと見せつけられた今日の敗戦で、気持ちが折れてしまったのもさることながら、金で買ってきた「助っ人連中」だけでなく、先に挙げたヤングジャイアンツが台頭、活躍し、融合している敵チームを見て、うらやましく思い、そして若虎が名乗りをあげないタイガースの遠くない将来を憂いずにはいられなかった・・。

CS、日本シリーズもさることながら、来季に向けて「体質改善」をしなければならないだろう。
そうでなければ、こういう「悲劇」は毎年繰り返されることだろう。
長いペナントレースは、ベテランだけでも、若手だけでも勝ち抜くことは出来ないということを、ここ一番で最大の敵に教えられてしまった・・。

 残り試合、気負わずに戦ってもらいたい。僕も最後のハマスタに行こうと思っている。
そして、ポストシーズンの巻き返しを期待している。
最後に、
Young Tiger,Come on!!!!!

2008.01.05 Saturday

ちょっと振り向いてみただけの・・

新年 明けましておめでとうございます

しばらく中断していたが、今年から再びこちらでも記事を書いていこうと思っているのでよろしくお願いします。

この年末年始、中国に行ってきた。
航空会社のマイルがたまったので、今年悲願のオリンピック開催にこぎつけた街を見てみようと予約したのが昨夏のことだった。
そして僕は北京にやってきたのだ。
思えば4年前、初めて北京に来た時、発展ぶりに目を見張った上海の時と違い、街を「破壊」していた真っ最中で、空気の悪さと街の汚さが頭にこびりついたのだった…。
あれから三年、空気の悪さ残念ながら相変わらずで、アスリート、特にマラソン選手にとっては気候以外で過酷な環境になりそうなのが非常に気の毒だ…。
「オリンピックを控えた北京の街を見てやろう!」
このチケットを予約した時点ではそう思っていた、しかしそれから状況が変わった。
昨年11月までNHKで放送されていた「中国鉄道大紀行」で終盤に出てきたシルクロードの街にすっかり心を奪われてしまったのだ。
文化的にはイスラムやヨーロッパの影響を強く受けた、エキゾチックな街並みをこの目で見たいと思ったのだ。
「どうせ中国まではタダだから…。」、そこからの国内線のチケットを買うことにした。

目指す場所はウルムチ。漢字では烏魯木斉と書く、新疆ウイグル自治区最大の都市である。
期待半分、不安半分の未知の領域に足を踏み入れようとしている…。
一日の最高気温が常にマイナス10℃以下という、生まれてから今まで味わったことのない過酷なまでの寒さ。
「大丈夫かなあ・・?」と言う不安の中、北京から四時間半のフライトを経て、念願のシルクロード、ウルムチにやってきた。
中国の西の果てまでやってきて特に心配だったのは、空港から市内までのアクセスである。
到着するのが深夜1時近くということでバスがあるかどうかが心配だった。
しかしそんな心配をよそに、意外なことにバスはあったのだ。
到着便に合わせてマイクロバスが運行されているのだ。
僕は喜び勇んでバスに乗った。

しかし、世の中そんなに甘くはなかった。
地図上ではバス停から近いと思っていたホテルが、実際におろされた場所から1キロ以上離れていることがわかったのだ。
時間は夜中の一時半、人気もなく、車もまばらに通る程度の道路をみて迷いはなかった。
かくして、殺意に満ちているかのように吹きすさぶ吹雪に突き刺されながら、ホテルに向かって歩くことにした。
しかし、これで貴重な経験をさせてもらった。それは「凍る」ということだ。

歩いてしばらくして「異変」が起きた。目の前がなぜだかチカチカするのだ。それだけでなく、呼吸がし辛くなってくるのだ。
気にはなったが、そんな場合ではなかったのでとにかく先を急いだ。
そして30分後、何とかホテルにたどり着いた。
そのホテルのガラスのドアに映った自分のでしょう顔を見て、「異変」の原因がわかったのだ。
睫毛と鼻毛が凍っていたのだ。
鼻毛はわかるけどなぜ睫毛が?と思うかも知れないが、鼻からでた息が睫毛にかかり、その細かい水滴が凍りつくのだ。いやあ勉強になった(笑)。
そんな思いをしてまでここに来た目的は「異邦人」になることだった。
30代以上の方なら久保田早紀の歌をご存知だと思うが、その世界がここにあると思ったのだ。
それを求めて翌日、昼でもマイナス10℃以下という過酷な寒さの中歩き出した。

そこはシルクロードと言うイメージとは程遠い大都会だった。
高層ビルが立ち並び、いたるところで交通渋滞が起きていた・・。
さらに驚いたのが地下街が発達していたことだった。
もっとも、冬は昼でも気温がマイナス10℃を下らず、夏は40℃近い猛暑が続く街なので当然かもしれないが・・。

確かに街の発展ぶりに驚いたが、僕が見たい風景がそこにはなかった。
繁華街を歩いても、スーパーに入っても、僕が期待したエキゾチックな顔立ちをした人達は思ったより少なく、漢民族と言われるいわゆる普通の中国人ばかりだったのが意外だった。
がっかりしながらもガイドブックを読んでいると、原住民のウイグル族はそこから少し離れた地区に住んでいると言うので再び歩き出した。

それから30分後、街の雰囲気が変わって来た。
モスクのような建物が現れ、道行く人たちの顔立ちも話す言葉も看板の文字も変わってきた。そして僕はウイグル族の街についにやってきた。
活気溢れる街は人であふれ、至る所でバザールが開かれ、モスクからは祈りの声が聞こえてくる…。そこに広がるのは、まさに「あの歌」の世界だった。
「俺、今間違いなく異邦人だ…。」
人ごみにもまれながらそんなことを考えていた。それから数時間、「あの歌」のように街の中をゆらゆらとさまよっていた…。バザールを見てまわったり、細い路地に入り込んでみたりしていた。
「ああ、来てよかった!!」そんな異国情緒を思う存分満喫して、大通りに出ると、待っていたのはカルフールだった(笑)。
いきなり夢から現実に引き戻されたような感じだ。
しかし日本では失敗したカルフールもここでは人でごった返していた。
その光景は、スーパーと言うよりは現代版バザールと言った感じでとても面白かった。

移動に時間をかけた割には出歩けたのはたった一日だったが、日本ではあり得ない異文化と過酷な気候の両方を体験できてとても濃厚な時間が過ごせて良かった。
是非また来てみたいとおもった、ただし生命の危機を感じない時期に(苦笑)…。

2007.09.24 Monday

遅すぎる迷走

負けた、負けた、5連敗だ(怒)!!
打てない、守れない、抑えられないんじゃあしょうがない!!
この3連休、神宮と横浜に行ったが、なすすべなしの3連敗・・。
まるで交流戦の頃の「ダメ虎」に戻ってしまったようだ・・。
選手のプレーに覇気がない。勝とうという気持ちが感じられない。
今日も球児が打たれてまさかの敗戦だ。ショックがでかすぎる・・。

どうやら、「ムチのいれどころ」を間違ったようだ。
競馬で言えば、第3コーナー前でムチを入れたところで加速して10連勝したまではよかったが、肝心の最終コーナーを前にして息切れしてしまい、他の2頭にすいすい追い抜かれてしまったという感じがする。

それに対してこの最終コーナーで「ヒサノリ中継ぎ」や「野間口先発」というムチを入れた巨人が首位に躍り出たのは当然のことだろう。
しかし、ここまできてもまったく平常心で戦っているのが中日だ。
ローテーションもいじらず、奇抜な選手起用もせず、通常通りに戦っている。
僕が思うに、落合監督がムチを入れるのはペナントレースではなくクライマックスシーリーズ(CS)なのだろう。
CSに進出する3チームはほぼ確定している。中日も然りだ。
だから、ここは無理をするべきところではないと踏んだのだろう。
「ペナント優勝重視」よりも「日本シリーズ出場」と、名より実を取るということなのだろう。まったく落合監督らしい。

我がタイガースもCSに出場できるだろうが、チーム全体がへばっているという印象があり、このままではCSが心配だ。
とりあえず結果が出ず、同じミスを繰り返している能見は杉山みたいに登録抹消して欲しい。「獅子身中の虫」はいらない。
今日の横浜にも敗れ、こんな時期になって迷走をするタイガース。
果たして明日はやってくるのだろうか・・?

しかし、そんな暗い3連休を過ごした僕だったが、最後にサプライズが待っていた。
試合後、がっくりしながらある飲み屋で残念会をしていた時のこと。
僕らの座っている2つとなりのテーブルに若い兄ちゃん2人が座ろうとしていた。やたらガタイのいい2人組だったが、その一人はどこかで見たことがある顔だ・・。
「一体誰だろう・・。」いろいろ考えた3秒後、思わず席を飛び上がりそうになった。
「球児じゃん!!!!」
藤川が飲みに来ていたのだ。どうやら近くのホテルに泊まってるらしい。
何人かは気がついていて、サインをもらおうとした人もいたが、プライベートだからか、それを断っていた。
楽しそうに話をしていたが、今日は打たれて負けたということで、声をかけづらかったことと、そんな時こそそっとしておいてやるのもファンだろうと思ったので、素知らぬふりをしてやり過ごした。
そして、僕らより先にテーブルを立った球児の背中に向かってそっと声をかけた。
「明日は頼むぜ!!」と・・。

彼の言葉じゃないが、この期に及んでじたばたしたって始まらない。
全力を尽くしてやるしかない。
ポストシーズンでの「猛虎復活」を信じよう。

2007.09.08 Saturday

ベテランの大仕事!!

昨日の巨人阪神戦はまさに「伝統の一戦」にふさわしい試合だった。
ここまで7連勝で波に乗るタイガースと、前夜はルーキー坂本選手の決勝タイムリーで12回の死闘を制したジャイアンツ。
22年ぶりに9月に首位攻防戦として迎えた「伝統の一戦」。
阪神が日本一になった後、長い「氷河期」に入っていたことと、巨人が低迷を脱した阪神と入れ替わるように低迷したこともあり、長い間実現することのなかった「頂上対決」。
その試合展開はまさに「好対照」だった。
試合の幕開けは、阪神が1回表にシーツのタイムリーで先制すれば、巨人がその裏に高橋良伸がソロホームランで同点に追いつく。
その後、巨人がホームラン攻勢で突き放せば、阪神も負けじとヒットで繋いで得点を重ねる。
まさに「空中戦」対「地上戦」だ。両チームの特徴がそのまま表れた展開だ。まさにシーソーゲームになってきた。
そして試合は終盤へ。8回表に1点追加し、2点差で迎えたその裏、阪神は「JFK」の一角、久保田がマウンドに上がる。
「2点あれば十分だろう。」
という阪神ファンの思惑はもろくも崩れ去った。
ここまでホームラン5本を放った巨人打線が、ここでも威力を発揮した。イ・スンヨプと二岡の連続ホームランでたちまち同点に追いついた。
普通に考えれば、阪神の絶対的な「JFK」の一角を崩した巨人が有利なはずであった。
しかし、ドラマは9回に待っていた。
巨人も同点ながら「絶対的なストッパー」上原が登板する。
その上原から、阪神は最近調子を上げてきた「代打の神様」桧山が3号ソロHRを放つ。ここまで巨人の「空中戦」に対し「地上戦」で応戦した阪神が放ったこの試合唯一のホームランはまさに「値千金」いや、「値万金」だった・・。

「やったぜ、桧山!!ありがとう!!!」

その裏の巨人最後の攻撃を、藤川が3人で打ち取り乱戦を締めくくった・・。
「究極のシーソーゲーム」だったこの死闘を制したのは8連勝を飾った阪神だった。
「今度の遠征で東京を離れる時は首位になります。」木曜の横浜戦でサヨナラタイムリーを放ったアンディー・シーツはヒーローインタビューでそう言い放った。
果たして「有言実行」となるのか、そのためには阪神はこのカードを3タテしなければならない。しかし、今の阪神なら何を起こしても不思議ではない。
首位との最大12.5ゲーム差をひっくり返して優勝という、96年、流行語にもなった巨人の「メークドラマ」を超えることが出来るのかだろうか?
その為に、今日と明日の試合は「のるかそるか」の大勝負となるだろう。
僕は東京ドームでそれを見守りたいと思う。

最後にこの応援歌を・・

この一打にかけろ
気合で振りぬけよ
誰もお前を止められぬ
桧山よ 突っ走れ!!

2007.08.22 Wednesday

この一打にかけろ!

 甲子園球場で連日熱戦が展開された、第89回全国高校野球選手権大会。決勝で佐賀北(佐賀)が劇的な逆転勝ちで広陵(広島)をうっちゃった。
40年ぶりに決勝に進出した広陵だったが8回に逆転を許し、初優勝を逃した。
序盤は完全な広陵ペースで、2回に2点を先制し、その後も毎回のようにランナーを出し、チャンスを迎えるも、あと一本が出ず2-0で迎えた7回、野村祐輔投手(3年)の適時打で2点を追加。終始押し気味に試合を進めた。
それまでチャンスをつぶし続け、嫌な雰囲気が漂い始めた広陵だったが、7回に追加点が入り、「これで決まったな・・。」と思っていた。それがそれが・・。

8回1死から佐賀北打線がそれまで手も足も出なかった野村投手から連打し、満塁から四球押し出しで1点を返し、「押せ押せムード」になったところで、続く副島浩史内野手(3年)が奇蹟の逆転満塁弾!!! 
決勝戦での逆転満塁ホームランは史上初だと言う。
試合後の野村は「思いきって投げた結果なので、悔いはありません。ホームランを打たれた球は、高めに抜けてしまった失投です」と振り返るのがやっとだった。
それまで2ケタ奪三振を記録していただけに、まさに「好事魔多し」。これが野球の「怖さ」である。
開幕戦勝利に続き、延長再試合を制した「がばい旋風」が2007年の熱い夏を席巻した。
この大会は「佐賀北の佐賀北による佐賀北のための甲子園」と言ったところか。

その前日、もう一本の満塁ホームランがあった。
それは21日に神宮球場で行われたヤクルトVS阪神戦。
阪神が14年ぶりに7点差をひっくり返しての痛快な大逆転勝利だった。
このミラクル劇を演出したのは桧山進次郎外野手。四回無死満塁の好機に代打で登場すると、バックスクリーンへ1点差に迫る2号満塁弾を打ち込んだ。
苦闘が続く16年目の今季だが、この一打で2位巨人と1・5差。奇跡の予感を漂わせながら、猛虎が首位獲りへ突き進む。
 二回で7点のビハインドを背負ったが、三回に鳥谷の2ランで5点差とし、迎えた四回。ヤクルト先発松岡の心の隙をついた。先頭林の中前打で始まった攻撃がつながり無死満塁。この場面で告げられた「代打桧山」のコール。16年目の背番号24が、プロ初の大仕事をやってのけた。
 松岡の投じた4球目を振り抜いた。高々と舞い上がった打球はバックスクリーンへ吸い込まれ、5月31日以来の2号グランドスラム。歓喜、悲鳴の入り交じった大歓声が起こる中、4つのベースを踏みしめた桧山は、次々にホームを踏んだ林、桜井、矢野の輪の中に笑顔で飛び込んだ。
  3月中旬に左ふくらはぎを痛め、開幕を2軍で迎えた。5月4日に1軍に呼ばれてから、与えられた“ポジション”は「代打」。
この日まで77度打席に立ち、放った安打は10本、打点は2。
打率は1割代前半・・。好機で出てきては凡退の繰り返しだった。桧山を代打に送られる選手はほぼ全員が彼より打率が高いと言う「ねじれ現象」を引き起こしている。
新庄同様、阪神の「冬の時代」に不動のレギュラーだった彼が、濱中、赤星ら若手の台頭によりレギュラーの座を追われた頃になって、「猛虎復活」したのは何たる皮肉だろうか・・。

出場機会を求め、時には一塁を守るなど、ここ数年「不遇の時代」を過ごしている「悠久の若虎」。
「引退説」もささやかれ出した今季、それまでのモヤモヤを吹き飛ばすような今回の満塁弾。「桧山は死なず、ここに在り!」と、阪神ファンにアピールしているかのようだった。
若手が台頭し、新旧交代が始まりつつある阪神にあって、金本、矢野、下柳、そして桧山らベテランが「いい手本」になれば、若手は着実に成長していき、長期的に磐石なチーム基盤が構築できる。その為に彼は「己」と「結果」と戦いながら、残り少ない現役生活を駆け抜けていくだろう。

ひたむきで純真無垢な高校球児と、プロ生活16年目の「酸いも甘いもかみ分けた」大ベテランが放った2本の満塁ホームラン。それぞれのホームランが紡ぎだす「ドラマ」に野球の「醍醐味」、そして「人生」と言うものを感じずにはいられなかった。

2007.08.10 Friday

まさに「伝統の一戦」!!

この3日間、久しぶりに「伝統の一戦」の重さと言うものを感じさせられた3連戦だった。
初戦は一点差で惜しくも敗れ、それを受けた2戦目は「東京ドーム大花火大会」で巨人戦では61年ぶりとなる22安打15得点の大爆発!!
阪神打線が前日の雪辱を果たした。
そして1勝1敗で迎えた第3戦。濱ちゃんの久々のホームランでヒサノリから1点を先制したが、慎之介のホームランと由伸のタイムリーで逆転されたものの、関本の犠牲フライで同点に追いついた後はお互い一歩も譲らず、意地と意地のぶつかり合いで結局はドロー・・。
とても見ごたえのある3連戦で、やはり「伝統の一戦」はこうでなければと思う試合ばかりであった。
先月巨人戦ばかりだった反動で、今月の「伝統の一戦」はこれで終わり。
次回は9/7.8.9の東京ドームと、翌週17日からの甲子園。来月再び「伝統の一戦」で両チームが顔を合わせるときには一体どうなっているのか、非常に楽しみである。
希望を9月につなげるために、明日からの横浜戦は何が何でも勝ち越し、3位以上をいつでも狙える位置にいなければならない。
まあ、今の巨人相手ならまったくの5分でも御の字だと思う。
とりあえず横浜戦が終われば来週は一週間大阪に戻ることが出来るから、なんとか頑張ってもらいたい。
横浜戦はいい試合なんかしなくていいから、
とにかく勝とうぜ!!!

2007.08.03 Friday

ああ、朝青龍2

以前、このタイトルで記事を書いたときは、「相撲を題材に記事を書くのは最初で最後」と書いた気がしたが、まさか「続編」を書くことになろうとは夢にも思わなかった・・。

朝青龍にファン失望、厳しい声 
「日本の文化に無理解」


 「文化を理解していない」−。2場所の出場停止や謹慎などの厳罰処分を受け、地方巡業に不参加が決まった横綱、朝青龍(26)に巡業先から厳しい声が上がっている。すでに入場券の多くが販売されており、“最強横綱”の突然の欠場決定にいらだちや戸惑いを隠しきれない相撲ファンの姿もみられた。
 4日、6年ぶりに巡業が行われる仙台。仙台市泉区の建築事務所役員、松田清久さん(64)は熱心な相撲ファン。「朝青龍が出ないのはすごく残念。あのスピード感のある相撲はなかなか取れない。外国人とか関係なしに今回の行為はスポーツマンシップに反する」と肩を落とした。
 仙台市青葉区の無職、鈴木英弥さん(67)も「朝青龍の強さは認めるし、貴乃花でもかなわないだろう。でも一番大事な巡業に出ないのは文化を理解していない証拠だ」と手厳しい。
 一方で、巡業の準備をしてきた関係者は「朝青龍はもともと悪役。今は白鵬の方が人気で、琴光喜も大関になったから(不参加の)影響は99・9%ない。武蔵丸がけがしたときはギプスつけてでもちゃんと巡業に来たけどね。仕事への責任感が違うのかな」と皮肉交じりに話した。
 3日に50年ぶりの巡業が行われる群馬県富岡市にはファンから苦情の電話がかかっているという。「2横綱や大関がやってくると楽しみにしていた方が多かった。巡業は日本の文化や伝統を知る絶好の機会になる。相撲人気を盛り上げるためにも、地方ファンを大事にしてもらいたい」と実行委員長を務める磯田哲也富岡青年会議所理事長。「残念のひと言につきる」と繰り返した。
 岩井賢太郎富岡市長は「夏休み中でもあり、2横綱がそろえば、多くの方に富岡市に来ていただけると思っていたので、不参加は残念」と述べた。

(8月2日 産経新聞)

ハァ・・・・ため息しか出てこない・・。
みっともない、やるせない、情けない・・。
横綱と言う地位は力士の頂点であるからこそ、「強さ」と同じぐらい「品格」が問われると「部外者」の僕は思うのだが、残念ながら朝青龍関にはそこまで横綱の「重み」と言うものを理解していなかったようだ・・。
そんな横綱に日本相撲協会は前代未聞の「レッドカード」を突きつけた。
彼は以前から色んな問題を起こしてきたが、「結果」で黙らせてきた。
ところが、今回はそうは行かないみたいだ・・。相撲協会にしてもここで毅然とした対応をしなければ「面目丸つぶれ」になるだろうし、第一ファンが納得しないだろう・・。それこそ「ファン離れ」に繋がってしまうだろう。それを防ぐために相撲協会は横綱の出場停止という「禁じ手」を打った。ようやく東西横綱が揃ったというのに、相撲協会にしてもこのような処分を下さなければならないことに忸怩たるものがあるだろう。

それにしても最近僕は思うのだが、朝青龍は「道」を間違えたのではないだろうか?
もし彼が相撲取りではなく格闘家だったら、今回の騒動を含む彼の一連の「振舞い」が問題になることはほとんど無かっただろう。亀田一家とか、K-1の選手など、彼より派手な「パフォーマンス」をする人間はたくさんいるのだから。「礼に始まり礼に終わる」とか、「柔よく剛を制す」など、「強さ」の中に「美しさ」や「潔さ」を求める日本古来の武道の「美学」を朝青龍の相撲や振舞いに見ることはできない。「強いものが勝つのではなく、勝ったものが強いんだ!」「強けりゃ何やったっていいんだよ!」そんなオーラが彼から感じられる。
よく大関や横綱に昇進する際の口上で、「横綱(大関)の名を汚さぬよう、相撲道に精進いたします。」などと言うが、朝青龍はこの言葉の意味がわかっていなかったようだ・・。

「土俵際」まで追いやられた横綱は果たしてどうやって真ん中まで「押し戻す」のか、それともそのまま「寄り切られれて」しまうのか?全てはこれからの彼の行動次第だ。冬まで真摯に反省するのか?それともうるさいことばかり言う角界にはとっとと見切りをつけ、格闘家にでも転進するのか?
これまでで一番強い逆風にさらされる、四面楚歌の「孤高の横綱」に今後注目である。

2007.07.30 Monday

嵐の日曜日

参院選選挙が行われた今日、投票が締め切られた午後8時ごろになって、首都圏では大雨が降り出した。そのとき、テレビ各局が一斉に出口調査から割り出した各党の議席数が報じられた。各局、微妙に数の違いはあるものの、報じていたことは「自民、惨敗」であった・・。

安倍首相続投の意向
NHKや共同通信社など国内メディアによると29日夜、安倍晋三首相は、参院選後も政権を担っていく意向を固めたと伝えた。自民党は参院選で惨敗となる情勢だが、今後も政権を維持し、責任を果たしていくとしている。
 29日投開票の参院選は、自民党が改選前議席を大幅に失い、獲得議席数は橋本龍太郎元首相の退陣につながった1998年の参院選の44議席に届かない情勢になっている。公明党も目標の13議席に届かず、与党は過半数獲得に必要な64議席を大幅に下回る見通しだ。安倍内閣発足後で初の全国規模の国政選挙は与党の惨敗となった。
(7月29日 ロイター通信)

これを見て思う。「政治家って厚顔無恥じゃなきゃ出来ないんだなあ。」と・・。
前回の衆院選で自民が圧勝したのとはえらい違いだ。今回の選挙結果は、前回自民に投票し「勝たせすぎた」選挙民の「反省」した結果ではないのかと思う。前回圧勝した自民党は良くも悪くもリーダーシップを発揮した小泉政権から「世間知らず」の安倍政権に替わり、年金問題や閣僚のスキャンダル等、台風級の「逆風」が与党に一気に吹きつけた。

僕も選挙権を得てからかなり経つが、ここまで与党が惨敗した選挙は記憶に無い。もっとも、これだけお粗末なことをしていれば当然のことだと思う。国民もそこまで馬鹿ではなかったと言うことか・・。

今回の選挙で一番驚いたことは、保守派が大勢を占めていると思われる地方の「一人区」で、与党がことごとく負けたと言うことだ。特に四国はどうやら「全滅」らしい。岡山でもショッキングな「事件」が起こった。
自民党の現職の片山幹事長が落選してしまったと言うことだ。青木元官房長官の「お膝元」島根でも異変が起きつつある。「保守王国」だったはずのここでも自民党の景山候補をうっちゃり、野党相乗りの亀井候補が当選したようだ。まさに「与野党逆転現象」で、国民の与党に対する「不信感」や「怒り」がいかに強いものかと言うことが表れている。

地方で異変が相次ぐ中、僕が注目しているのは東京選挙区だ。
自民の2候補が下手すれば「共倒れ」の危機にある。定数5人の選挙区で民主の2候補とHIV患者の川田候補が当選を決め、残り2議席を与党の3候補で争う展開だ。そのうち2人は自民党で、元テレビ朝日アナウンサーの丸川候補と現職保坂候補との「一騎打ち」の様相を呈してきた。2議席を獲りたかった自民党は丸川氏を「引っ張り出した」まではよかったが、予想以上に「逆風」で、2候補を送り出したことが票の分散を招き、「同士討ち」になるとは何たる皮肉か・・。「生き残る」のは丸川候補か、保坂候補か?不謹慎覚悟で書かせてもらうと「面白い」ことになってきた。

僕にはひとつ気になることがある。
政治に疎い「素人」として書かせてもらうと、これだけの「惨敗」を喫したならば当然責任問題に発展すると思うのだが・・、

青木参院会長、辞任表明=中川幹事長も示唆−自民
 自民党の青木幹雄参院議員会長は29日夜、参院選での敗北に関し、NHKの報道番組で「責任の重さを痛感している。(辞任は)当然のことだ」と述べ、参院議員会長を辞任する考えを明らかにした。同党の中川秀直幹事長も同夜、民放テレビで「わたしは党総裁(安倍晋三首相)から党務を預かっている幹事長だ。幹事長の責任であることは間違いない」と述べ、幹事長辞任の意向を示唆した。
 中川氏はまた、「人心を一新しなさいという民意かもしれない。内閣改造を含め、しかるべき時期に民意に応えていきたい」と述べ、内閣改造が行われるとの見通しを示した。
(7月29日 時事通信)

果たしてそれでいいのだろうか?これは与党に対してもさることながら、安倍首相に対する「NO!」だと思うだが、どうもその辺の感覚が、「頭のいい」政治家の皆さんと「無知な一般大衆」でしかない僕とは違うようだ。

あと数時間が経てば大勢が判明し、全てが明らかになるだろう。この「政権交代」が、今後の政局にどんな影響を与えるのか注目していきたい。

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