｢六甲颪｣に"Wings of Freedom."

2009.10.11 Sunday

明日はどっちだ?

あまりに久々の投稿のため、パスワードを忘れていた・・(苦笑)。

去年も今年も、｢絶対に負けられない戦い｣でコロッと負け、去年は優勝を、今年はＡクラス(ＣＳとは書かない。)を逃したタイガース。

何でこんなに勝負弱いのか考えたとき、皮肉なことに頭に浮かんだのが読売だった。
今更書くまでもないのだが、今のタイガースは、補強補強に明け暮れ、スタメンを見れば移籍選手やベテラン選手ばかりで、若手の台頭がほとんどない。
これって、買ってきた４番打者ばかりでスタメンを並べ、低迷していた堀内監督時代の読売に瓜二つだ。うちをお払い箱になったアリアスまで取ってたっけ・・。

　ただ、そんな落日のライバルを見て思ったことがあった。
｢矢野や亀井がレギュラーになったら怖いなあ・・。｣
当時まだレギュラーには程遠かった生え抜きの若手達を見てそう思ったのだった・・。

　読売の首脳陣もそれに気づいてしまったのだろう、小笠原やラミレス、グライやクルーンなどを買ってきつつも、それだけではなく自前で選手を育てるようになり、坂本や亀井、松本、越智そして山口など、若手の育成に力を入れ、戻ってきた原監督がそんな若手を積極的に使うようになり、清水や二岡などの｢不良債権｣を売り払い、チームは一気に活性化され、投打、若手ベテランが見事にかみ合った隙のないチームに生まれ変わり、気がついたら３連覇を余裕で達成されてしまった・・。
おそらく今の読売なら、欧州のサッカーのビッグクラブみたいに、同じ戦力のチームが２つくらい出来るだろう。
悔しいが、選手層の厚さを思い知らされてしまったし、今のタイガースと比べて絶望的な差を痛感してしまった・・。

残念ではあるが、今の戦力では４位は妥当だろう。
ベテラン頼りで、若手が伸びてこず、レギュラーがここ数年変らないチームではそれも当然だろう。

今の最悪のチーム状態を見て、ふと思い出したことがあった。
それは会社に入って営業の仕事を始めたばかりのころ、新規開拓の重要性について所長から聞いた話だった・・。

そこで話されたこと、それは既存の顧客はほとんどが前年の実績を割り込むということで、そんな顧客に頼っていると、全社の売り上げも下がることこそあれ、上がることは見込めないということだった。
その売り上げを上げるための手段が新しい顧客を獲得して、購買力を上げるということだった。
新規開拓することによって市場の活性化も図られ、そこからさらに新たな需要が生み出されるかもしれないということだった。

タイガースとは直接関係ない話だが、新しい戦力の育成を怠って(そう断言させてもらう)来たことが、この体たらくにつながったと言うことは、新規開拓の話と相通ずるものがあると思うのだが・・。

今オフ、早くも退団、トレード話など出てきてはいるが、そんなものは、秋季キャンプで若手を鍛え上げ、戦力のみきわめをしてからでも遅くないのだろうか?
もっとも、若手に興味を示さず、ベテランの調整具合を見るためだけにファームを視察する監督がいるチームでは無理な話か・・。

とにかく、このままではタイガースは暗黒時代に戻るのは確実だ。再び優勝争いをするチームになるためには、チーム内にもっと厳しさが必要だろう。
監督、コーチ陣が仲良しグループになってしまっているような気がする。
再び読売の後塵を拝する日々が続くのか・・。それとも猛虎復活なるのか。これから始まるオフシーズンが復活への布石になることを願ってやまない。

　

2008.10.22 Wednesday

GAME IS OVER.....2008

　はじき返された剛速球は、高々と舞い上がり、中日ファンの夢を乗せて、スタンドに吸い込まれていった・・。
　それはシーズン終盤の瀕死の虎の息の根を止めるに十分だった。

　最後の砦の球児がウッズに打たれ、鳥谷が三振で試合終了…。
まさに岡田阪神の終わりを象徴する負け方だ。
別に腹も立たなければ悲しくもない。
これでひとつの時代が終わったのだ・・・。
2年連続で最悪の形で優勝を逃したことを考えれば、岡田監督がその責を負うのは当然のことで、これでひとつの区切りがついたといえる。

去年は怒涛の10連勝しながらその後、8連敗し、今年は13ゲームはなしておきながら、最後の数試合で兎に追い抜かれて優勝を逃してしまったチームには、｢何か｣が足りなかったし、それが足りなかったからこそ優勝に手が届かなかったと思うのだ。

若手の伸び悩みや、選手層の薄さなどいろいろあると思うのだが、特に今年見てて思ったことは、ここ一番での｢したたかさ｣の欠如に尽きるのではないだろうか。
シーズン終盤でのひ弱さしか感じないチーム状態は、明らかに夏までのチームとは別のものだ。
よく、北京五輪で選手が抜けたことを｢失速｣の原因にあげる人がいる。
それももちろん一因だと思うし、否定する気はない。
しかし、それは決して大きな比重は占めないと思う。
もしそれが最たる原因であるというのならば、昨シーズンの8連敗の説明が出来ないと思うからだ。

　新監督の仕事はその足りない｢何か｣を見つけ出し、｢補修｣することになるのではないかと思う。
それが若手の抜擢なのか、それともFAや外国人の補強なのか、それとも・・?

　寂しい気持ちで兎と竜のCSを見ながら、この記事を書いている。

｢来年こそは甲子園で・・｣の想いをこめて、締めたいと思う。

2008.10.08 Wednesday

｢明日｣に向かって

１０ヶ月ぶりの更新だが、こんな記事を書くことになろうとは・・

数字上の可能性はまだ残されているが、タイガースが残り試合全部勝つ可能性よりも、巨人が横浜、ヤクルトと続く｢お得意様シリーズ｣３試合を勝ち越す可能性のほうがはるかに高いと考えていいだろう。はっきり言って｢終戦｣だ。

厳しいことを書けば、これは｢身から出たサビ｣だろう。
｢ここ一番｣をことごとく落としてきたチームと、着実にものにしてきたチームの違いが、シーズン最後の天王山で残酷なまでのコントラストを描きだした・・。
　
　思えば、シーズン初めから不調の｢銀河系軍団｣を尻目に首位を独走していたころから、ここ数年のシーズン終盤での大失速が常に頭の片隅にあった。

　シーズン序盤と終盤ではまったく別のチームになってしまう・・。
｢何で毎年こうなるんだ!?｣この時期になると自問自答してした・・。　
その原因は、選手層の薄さにあるのだろうと思っている。
｢不動のメンバー｣といえば聞こえはいいが、実際のところ、今のレギュラーを追い落とすだけの｢若い力｣が伸びてこないということだった。
確かに岡田監督は保守的で、思い切った選手起用を嫌い、投打ともに｢定番｣選手を使いまわすことしか考えない性格ということもある。
今年、岡田監督が使った若手といったら、岩田と石川ぐらいしか思い当たらない。

交流戦で無惨な一軍デビューをした鶴が、どんなに二軍でがんばろうが、二度とチャンスを与えなかったし、またその逆に、渡辺、江草、久保田などが絶不調だったときにもこだわり続け、試合を決められた・・。
そんな調子なのならば、｢どうせ打たれるならば・・｣という覚悟で、若手を使うくらいの博打を打ってもよかったのではないかと思うのだが、残念ながら、岡田体制では坂本、山口、越智や鈴木は出てこないだろう・・。

タイガースのレギュラー選手といえば、金本、矢野、下柳の｢アラフォー３人衆｣を筆頭に、桧山、今岡などベテランが多いが、彼らが抜けた後の選手名を挙げられないのは僕だけだろうか・・?

　力の差をまざまざと見せつけられた今日の敗戦で、気持ちが折れてしまったのもさることながら、金で買ってきた｢助っ人連中｣だけでなく、先に挙げたヤングジャイアンツが台頭、活躍し、融合している敵チームを見て、うらやましく思い、そして若虎が名乗りをあげないタイガースの遠くない将来を憂いずにはいられなかった・・。

CS、日本シリーズもさることながら、来季に向けて｢体質改善｣をしなければならないだろう。
そうでなければ、こういう｢悲劇｣は毎年繰り返されることだろう。
長いペナントレースは、ベテランだけでも、若手だけでも勝ち抜くことは出来ないということを、ここ一番で最大の敵に教えられてしまった・・。

　残り試合、気負わずに戦ってもらいたい。僕も最後のハマスタに行こうと思っている。
そして、ポストシーズンの巻き返しを期待している。
最後に、
Young Tiger,Come on!!!!!

2007.09.24 Monday

遅すぎる迷走

負けた、負けた、５連敗だ(怒)!!
打てない、守れない、抑えられないんじゃあしょうがない!!
この３連休、神宮と横浜に行ったが、なすすべなしの３連敗・・。
まるで交流戦の頃の｢ダメ虎｣に戻ってしまったようだ・・。
選手のプレーに覇気がない。勝とうという気持ちが感じられない。
今日も球児が打たれてまさかの敗戦だ。ショックがでかすぎる・・。

どうやら、｢ムチのいれどころ｣を間違ったようだ。
競馬で言えば、第３コーナー前でムチを入れたところで加速して10連勝したまではよかったが、肝心の最終コーナーを前にして息切れしてしまい、他の2頭にすいすい追い抜かれてしまったという感じがする。

それに対してこの最終コーナーで｢ヒサノリ中継ぎ｣や｢野間口先発｣というムチを入れた巨人が首位に躍り出たのは当然のことだろう。
しかし、ここまできてもまったく平常心で戦っているのが中日だ。
ローテーションもいじらず、奇抜な選手起用もせず、通常通りに戦っている。
僕が思うに、落合監督がムチを入れるのはペナントレースではなくクライマックスシーリーズ(CS)なのだろう。
CSに進出する３チームはほぼ確定している。中日も然りだ。
だから、ここは無理をするべきところではないと踏んだのだろう。
｢ペナント優勝重視｣よりも｢日本シリーズ出場｣と、名より実を取るということなのだろう。まったく落合監督らしい。

我がタイガースもCSに出場できるだろうが、チーム全体がへばっているという印象があり、このままではCSが心配だ。
とりあえず結果が出ず、同じミスを繰り返している能見は杉山みたいに登録抹消して欲しい。｢獅子身中の虫｣はいらない。
今日の横浜にも敗れ、こんな時期になって迷走をするタイガース。
果たして明日はやってくるのだろうか・・?

しかし、そんな暗い3連休を過ごした僕だったが、最後にサプライズが待っていた。
試合後、がっくりしながらある飲み屋で残念会をしていた時のこと。
僕らの座っている２つとなりのテーブルに若い兄ちゃん２人が座ろうとしていた。やたらガタイのいい２人組だったが、その一人はどこかで見たことがある顔だ・・。
｢一体誰だろう・・。｣いろいろ考えた３秒後、思わず席を飛び上がりそうになった。
｢球児じゃん!!!!｣
藤川が飲みに来ていたのだ。どうやら近くのホテルに泊まってるらしい。
何人かは気がついていて、サインをもらおうとした人もいたが、プライベートだからか、それを断っていた。
楽しそうに話をしていたが、今日は打たれて負けたということで、声をかけづらかったことと、そんな時こそそっとしておいてやるのもファンだろうと思ったので、素知らぬふりをしてやり過ごした。
そして、僕らより先にテーブルを立った球児の背中に向かってそっと声をかけた。
｢明日は頼むぜ!!｣と・・。

彼の言葉じゃないが、この期に及んでじたばたしたって始まらない。
全力を尽くしてやるしかない。
ポストシーズンでの｢猛虎復活｣を信じよう。

2007.09.08 Saturday

ベテランの大仕事!!

昨日の巨人阪神戦はまさに｢伝統の一戦｣にふさわしい試合だった。
ここまで7連勝で波に乗るタイガースと、前夜はルーキー坂本選手の決勝タイムリーで12回の死闘を制したジャイアンツ。
22年ぶりに9月に首位攻防戦として迎えた｢伝統の一戦｣。
阪神が日本一になった後、長い｢氷河期｣に入っていたことと、巨人が低迷を脱した阪神と入れ替わるように低迷したこともあり、長い間実現することのなかった｢頂上対決｣。
その試合展開はまさに｢好対照｣だった。
試合の幕開けは、阪神が1回表にシーツのタイムリーで先制すれば、巨人がその裏に高橋良伸がソロホームランで同点に追いつく。
その後、巨人がホームラン攻勢で突き放せば、阪神も負けじとヒットで繋いで得点を重ねる。
まさに｢空中戦｣対｢地上戦｣だ。両チームの特徴がそのまま表れた展開だ。まさにシーソーゲームになってきた。
そして試合は終盤へ。8回表に1点追加し、2点差で迎えたその裏、阪神は｢JFK｣の一角、久保田がマウンドに上がる。
｢2点あれば十分だろう。｣
という阪神ファンの思惑はもろくも崩れ去った。
ここまでホームラン5本を放った巨人打線が、ここでも威力を発揮した。イ・スンヨプと二岡の連続ホームランでたちまち同点に追いついた。
普通に考えれば、阪神の絶対的な「JFK｣の一角を崩した巨人が有利なはずであった。
しかし、ドラマは9回に待っていた。
巨人も同点ながら｢絶対的なストッパー｣上原が登板する。
その上原から、阪神は最近調子を上げてきた｢代打の神様｣桧山が3号ソロHRを放つ。ここまで巨人の｢空中戦｣に対し｢地上戦｣で応戦した阪神が放ったこの試合唯一のホームランはまさに｢値千金｣いや、｢値万金｣だった・・。

｢やったぜ、桧山!!ありがとう!!!｣

その裏の巨人最後の攻撃を、藤川が3人で打ち取り乱戦を締めくくった・・。
｢究極のシーソーゲーム｣だったこの死闘を制したのは8連勝を飾った阪神だった。
｢今度の遠征で東京を離れる時は首位になります。｣木曜の横浜戦でサヨナラタイムリーを放ったアンディー・シーツはヒーローインタビューでそう言い放った。
果たして｢有言実行｣となるのか、そのためには阪神はこのカードを3タテしなければならない。しかし、今の阪神なら何を起こしても不思議ではない。
首位との最大12.5ゲーム差をひっくり返して優勝という、96年、流行語にもなった巨人の｢メークドラマ｣を超えることが出来るのかだろうか？
その為に、今日と明日の試合は｢のるかそるか｣の大勝負となるだろう。
僕は東京ドームでそれを見守りたいと思う。

最後にこの応援歌を・・

この一打にかけろ
気合で振りぬけよ
誰もお前を止められぬ
桧山よ　突っ走れ!!

2007.08.10 Friday

まさに｢伝統の一戦｣!！

この３日間、久しぶりに｢伝統の一戦｣の重さと言うものを感じさせられた３連戦だった。
初戦は一点差で惜しくも敗れ、それを受けた２戦目は｢東京ドーム大花火大会｣で巨人戦では61年ぶりとなる22安打15得点の大爆発!!
阪神打線が前日の雪辱を果たした。
そして1勝1敗で迎えた第3戦。濱ちゃんの久々のホームランでヒサノリから1点を先制したが、慎之介のホームランと由伸のタイムリーで逆転されたものの、関本の犠牲フライで同点に追いついた後はお互い一歩も譲らず、意地と意地のぶつかり合いで結局はドロー・・。
とても見ごたえのある3連戦で、やはり｢伝統の一戦｣はこうでなければと思う試合ばかりであった。
先月巨人戦ばかりだった反動で、今月の｢伝統の一戦｣はこれで終わり。
次回は9/7.8.9の東京ドームと、翌週17日からの甲子園。来月再び｢伝統の一戦｣で両チームが顔を合わせるときには一体どうなっているのか、非常に楽しみである。
希望を9月につなげるために、明日からの横浜戦は何が何でも勝ち越し、3位以上をいつでも狙える位置にいなければならない。
まあ、今の巨人相手ならまったくの5分でも御の字だと思う。
とりあえず横浜戦が終われば来週は一週間大阪に戻ることが出来るから、なんとか頑張ってもらいたい。
横浜戦はいい試合なんかしなくていいから、
とにかく勝とうぜ!!!

2007.07.19 Thursday

Play back 前半戦

前半戦が終わった。
こんなに毎日やきもきしたのは何年ぶりだろうか?懐かしいなあ(苦笑)・。
全般的に見た印象は、｢辛勝と大敗が多かった。｣ということだ。
特に勝つときはJFKの助けを借りなかった試合が皆無といっても過言ではないだろう。言い換えれば、それだけ打線が打てなかったということだろう。4.5月は交流戦も含め、まさに｢悪夢｣だった。投手陣があまり点を獲られない試合では、打線が完封されて負け、打線がそこそこ点を獲る展開では投手陣が崩壊して負けるという、まさに負けパターンの｢王道｣を行く試合ばかりだった。
｢今シーズンどうなるんだ・・。｣強烈なまでの危機感を抱き始めたときにチームを救ったのが、出番を与えられた若手だった。林に始まり狩野、桜井、庄田などがブレークし、投手ではむらがあるものの、上園や中村泰、渡辺などもこれからに期待を持たせてくれる。
気がつけば、去年の今頃とオーダーはがらっと変わっている。
このブログで何度も書いているが、これが戦うチームの｢正しい状態｣だと思う。｢チーム内競争｣がなければやはりチームは強くならない。
その証拠にチームが持ち直してきたのは、若手が台頭してきてからである。

明日から球児と久保田以外はオールスター休みに入るので、この間に体のメンテナンスを怠りなく、万全な体制で後半戦を迎えて欲しい。
スタートはまたナゴヤドーム(何なんだ、この日程は!!!)なので、前回同様勝ち越して、その後は待ちに待ってた横浜との直接対決だ。この2カードは今季のタイガースを左右するヤマ場といっていいだろう。ここは何が何でも勝ち越さなければならない。そのためにはやはり厚い選手層がものを言う。
そのためにはタイガースも変わらなければいけないいんだ!!
岡田監督は｢迷采配｣はもういいから、明日に、未来に繋がる戦いをして欲しい。諦めるにはまだ早い。
後半戦、頑張っていこうぜ!!
選手、ファンが一丸となって
貪欲に勝ちにいこう!!
行くぞ、クライマックスシリーズ!!!
そして、日本シリーズへ!!!

2007.07.13 Friday

広大!!広大!!広大!!

Thank you and congratulation 広大!!!!
２日連続のホームラン!しかも今日は決勝３ランの大仕事!!
な！若手使えば頑張るんだよ!こういうことにもなるんだよ!
何しろチームの雰囲気が変わるんだ!
中日、巨人のビジター２カードを５勝１敗で甲子園に帰れるのは若手の奮起によるものが大きいと思う。桜井、庄田それに林(若手でしょ?)が頑張るからこそ金本、今岡らベテランが奮起すると言う｢相乗効果｣を生み出すと思う。
最近なぜか干されているが、狩野ももっと積極的に使って欲しいのだ。
そうすればチームが活性化し、若手もベテランも一体となってチーム力が上がってくる。
濱中も今岡もうかうかしてると忘れられるぞ!!
僕が望んでいたのはこういう｢競争原理｣がチーム内で働くことだ。
今日は５時間以上の長丁場を制し、明日から甲子園で再び中日、巨人を迎える。この日程も理解に苦しむが、そんな逆境を跳ね返し、まずは｢５割復帰｣を果たし、勝率５割以上でオールスターを迎えよう!!
吼えろ、若虎!!明日のタイガースは君たちにかかってるんだ!!

2007.07.08 Sunday

遅れてきた男

｢やったね、矢野!!待ってたぜ!!!｣
先ほど名古屋から戻ってきた。
昨日の敗戦を受けた今日の第3戦は、意外にも点の取り合いだった。
去年コテンパンにやられた山本昌だっただけに、打てるかどうか不安だったが、よくよく考えてみたら昌は去年ほど調子がよくないと言うことだったが、今日のピッチングを見ていたらそれもうなづける。去年のノーヒットノーランをやられたときと比べるとキレがなかったし、コントロールにもバラつきがあって、｢これなら何とかなるな。｣と思った。
それを裏付けるかのように、中日に先制された直後の4回表に、金本を1塁に置いての林の同点ホームラン!!!
｢やったぜ、威助!!!｣
その後さらに5回表に満塁のチャンスにもかかわらず、昌から替わったクルスに抑えられ、1点止まりで嫌な予感がしたのだが、それが見事に的中し、その裏同点に追いつかれる・・。
｢参ったなあ・・。｣と思っていた6回表、不振を囲っていた男が｢やってきた｣。
矢野の今季初ホームラン!!!
まあ、僕はレフトスタンドの5階席にいたもので打球がスタンドに入るところは見えなかったのだが・・。
同点に追いつかれたところで、どちらに傾くかわからなかった試合の流れをこの一発で一気に掴むことになった。やはり打つべき人が打つと結果は自ずとついてくる。その後も中押し、ダメ押し点が入り、気がつけば2ケタ安打で6-3の快勝!!チームは2勝1敗の勝ち越し、僕自身はこの名古屋遠征を1勝1敗で終えることが出来た。これで今季の観戦成績は10勝10敗1分けのまったくのイーブン!!今のチームの成績を考えれば、上出来だと思う。
それにしても、昨日といい、今日といい、両チームの不用意な四死球はことごとく得点につながった。やはりこういうものはなくしていかないと、攻守にリズムも出てこないし、勝てない。上園にもジャンにもこれを今後の反省材料にしてもらいたい。これから巨人、中日戦が続く異常な日程だが、何とか5割、できれば勝ち越してもらいたい。
ここが正念場だぜ!猛虎よ、吼えろ!!

2007.07.08 Sunday

名古屋エレジー

一昨日はシモの通算100勝達成に沸き、そして昨日は先発が上園と来れば、勢いに乗って連勝と行きたいところだったが、世の中そんなに甘くはなかった・・。
上園もウッズの一発に泣いたが、その後は抑え、江草も珍しく快調だったが、ダーウィンやハシケンはぱっとしなかった・・。
しかしながら、皆さんも同感だと思うが、昨日の敗戦の責任はすべて打撃陣にある。
川上も最初からいいピッチングをしていたわけではなかったが、打線が何の工夫もせず、淡々と凡退するうちに調子を上げ、打てなかったものがますます打てなくなってしまった・・。
川上は野口の打球が直撃さえしなければスイスイ完封していたことだろう。それにしても岡田は何を考えているのか・・。スタメンを見て呆然としてしまった・・。
なぜ一番に檜山を据えるのか？なぜ今が旬の若手を積極的に使わず、結果は出ていないが、なぜか人気だけはある引退間近のベテランを重用するのか理解に苦しむ。その檜山も結局ノーヒットで、斬り込み隊長とは程遠い働きだっだ・・。
それにしても阪神打線の挙げる打点の少なさには驚かされる。金本が50打点を越えているだけで、後は目を覆わんばかりの惨状だ・・。
特に今岡の17打点には言葉が見つからない。だって今岡より中日の下位打線のほうがはるかに多くの打点を挙げるのだから・・。結局昨日は必敗パターンで敗れた。
今日の中日の先発は天敵山本昌だろう。山本昌というと、僕はどうしても去年の9月16日に、同じナゴヤドームで目の当たりにしてしまったノーヒットノーランの｢悪夢｣を思い出してしまう。厳しい試合になるだろうが、点を獲れなければ絶対に勝てない。なんとか勝ってほしいと祈りながらナゴヤドームに向かおう・・。

2007.07.07 Saturday

Wish upon a star

今日は年に一度の七夕様。星に願いを込めよう。
｢どうか横浜FCが奇蹟的な追い上げを見せて、J1に残留しますように!!｣
そして・・、
｢タイガースが後半戦で大躍進し、
クライマックスシリーズに進出しますように!!｣

どちらの願いもかなえるためには欠かせないもの、それはずばり、
｢若手の台頭｣である。
横浜FCには今、U-20W杯でカナダに行っている太田選手がいるが、それだけでは物足りない。やはりもっと｢活きのいい奴ら｣が出てきて欲しいところだ。

タイガースは若手が台頭してきた。変化を嫌う岡田監督が投打ともに不振で｢仕方なしに｣使った若手達が結果を出している(苦笑)。
打撃では桜井、庄田、藤原そして坂といった｢一軍半｣の選手たちが陽の目を見て、投手では2年目の上園が2勝を挙げ、ローテーション入りに名乗りを上げている。チームと言うものは不思議なもので、ニューヒーローが現れると、活気付き勢いに乗ってくる・・、まあ、今年のタイガースの場合、そう言いきれないのが辛いところなのだが、一般的にはそういうものだ。

思わぬ形でヤクルトに足元をすくわれてしまったが、昨日は林のタイムリーで下柳が最年長で100勝を達成し、勝利に花を添えた。
今日の先発予想は憲伸VS上園。エース対"新鮮"力の激突だ。ここまで2勝を挙げた上園だが、いよいよ今日、彼の真価が問われる。
明日は向こうは｢天敵｣山本昌だろうが、こっちはジャンか？どっちにせよ、点が獲れなければ勝てない。昨日のような厳しい試合ばかりしているようでは、JFKが何人いても足りない(笑えない・・)。これから名古屋に向かう。
その前に一言・・。
打線よ、いい加減に奮起せよ!!
投手を助けてやれよ!!!
そして、僕らにも
｢楽な試合｣を見せてくれい!!!

2007.07.01 Sunday

ま｢坂｣の一撃!!

昨日、今日の二日間、ハマスタに行ってきた。
正直いって、2連勝できるとは思ってなかった。
昨日は矢野の先制タイムリーと、林、金本のホームランで試合を決め、久保田は投げたものの、JFを休ませての久々の勝利。
そして今日は、坂の阪神移籍後初安打がまさかの先制ホームラン!!!打った瞬間、｢打ち上げたかあ・・。｣と思ったが、ライトがどんどん下がっていき、ついには壁に張り付いて、そして見送った・・。
｢うっそ～～～～～～～!!!!!｣
嬉しそうにダイヤモンドを駆け抜ける坂を、口をあんぐり開けたまま、呆然と見ていた・・。今日の横浜の先発が寺原なだけに苦戦が予想されたが、坂には失礼だが、まったく思いもしなかった形で先制点が入った。
坂はその後も2塁打を放つなど、阪神に来て初めての大活躍で初のお立ち台にも立った。
坂もよかったが、それと同じくらいよかったのが先発の上園だった。再三ピンチを迎えるも、打席に寺原を迎えると言う｢幸運｣も会ったが、何とか抑え、5回を投げきり、見事2勝目を飾った。それ以外にも、代打の桜井が自らを祝う｢バースデーヒット｣を打ったり、庄田もヒットを打ち、若手の活躍に思わず目を細めた。｢こんないい若手がいたのに、何でもっと早く使わなかったかなあ、岡田のアホはよお!｣
その反面、シーツに固執し、好調の林を下げてまでも使い続けたかと思えば、代打で結果の出ない檜山をまたも起用し、三振に終わる。
｢そんななら、シーツなんか出さずに、林か庄田を1塁に、若手を外野で使えばいいのに!｣
と、｢迷采配｣ぶりに唇を噛んだ・・。
いろいろ不満はあったが、とにかくリーグ戦再開を連勝で飾れてよかった!
火曜からのヤクルト戦の後は、いよいよ｢天敵｣中日とのリターンマッチが待っている。土日は名古屋に行ってくる。おそらく先発は川上と、去年ノーヒットノーランをやられた｢天敵｣山本昌だろう。去年の9月16日、僕はナゴヤドームでそれを目の当たりにした。あの悔しさは忘れられない!!今年は何が何でも、たとえ3位以内に入れなくても、何とかあの｢天敵｣をKOしなければならない。ヤクルトは軽～くひねって、ナゴヤで最低勝ち越しを狙いたい。
とにかく、タイガースが3位以内には入れるかどうかは、今月の戦い次第と言っても過言ではないだろう。連日の打線の復調が｢本物｣であると信じたい。
そんな選手に一言。
｢とにかくやれ!今すぐやれ!とことんやれ!今はそれしかない!やるなら今しかねえ!!｣

2007.06.26 Tuesday

Every little thing every precious thing

震えるつま先　高なる鼓動　
何度も何度も胸に手をあててみた

見えないハードルにつまずいた時　
あなたの気持が少しでもわかりたくて

スタジアムに響き渡る歓声を吸いこんで
あなたはゆっくり立ちあがる

every little thing　
あなたがずっと追いかけた夢を一緒に見たい
every precious thing　
奇跡のゴール信じて今大地を踏み出した

風より自由にかけ抜けていった　
何度も何度もあなたの名前叫んだ

ためらいも限界も孤独も消えてゆく　
永遠をあなたにとき放つ

every little thing　きっと忘れない　
土をける音　うでに光る汗
every precious thing　
いつか記憶がその涙をかわかしていっても

every little thing　かけがえのない
あなたのことをここで見ていたい
every precious thing　
止まらない時の中の
1秒にきざみつづけて　いつまでも

every little thing　
あなたがずっと追いかけた夢を一緒に見たい
every precious thing　
奇跡のゴール信じて今大地をふみだした

every little thing　かけがえのない
あなたのことをここで見ていたい
every precious thing　止まらない時の中の
1秒にきざみつづけて　いつまでも

甲子園に行った事のある阪神ファンなら皆知ってる｢名曲｣だ。
これは｢日本一のストッパー｣藤川球児のテーマソングで、すでに解散した｢リンドバーグ｣のバラードナンバーだ。

他の選手のテーマソングは、奮い立つものが多い中、彼の名前がコールされ、リリーフカーに乗った彼が現れると、渡瀬マキの澄んだ歌声が甲子園球場中に響き渡り、心が洗われるような穏やかさを感じる。
そしてファンは、これから展開されるであろう、｢快刀乱麻｣ぶりに思いを馳せる・・。

この曲はいい、とにかくいい!これが甲子園でしか聞けないのはもったいないと思う。そこでもしこのブログを読んでる私設応援団の方がいたらお願いがある。
他球場でも、ぜひともこの曲を球児の登板時に演奏してもらえないだろうか!?
そうすればファンも一体感をもてると思うのだがどうだろうか?

苦戦が続いてる今季のタイガースだが、この曲が流れるということは、試合は｢勝利へのカウントダウン｣に入ったということなので、球児には悪いが、毎日でも聞きたいと思う、だけど本音を書かせてもらえば・・、

打線が爆発して、馬鹿勝ちしてくれれば球児の出番も少なくてすむんだから、今まで打たなかった分、これからしっかり打てよ!!
JFKに楽させてやれよな!!!

2007.06.19 Tuesday

遠征(たび)の空から

このブログをよくご覧の方ならわかると思うが、プロ野球シーズンになると、ほぼ毎週末遠征に出かけている。特にシーズン序盤は、土日がデーゲームになるので、２試合見られるということもあり、６月までは頻繁に遠征に行く。しかし、７．８月になると、デーゲームが減るため、デーゲームが復活する９月までは、首都圏が主な｢参戦場所｣になり、遠征もしばらく｢お休み｣となる。
なぜかというと、甲子園や広島などの場合、デーゲームがなければ、帰りの飛行機の都合上、遠征で見られるのはおのずと土曜のナイター１試合のみとなってしまう。これがちゃんと行われればいいが、こればかりは天気次第となってしまう。僕の場合、遅くとも２ヶ月前、早ければ半年前から宿や飛行機の手配をするため、天気が悪かろうがなんだろうが、仮に中止が決まっていても、欠航にでもならない限り航空券や旅行代金の払い戻しは出来ないから行くしかないのである。
そうなると、中止になってしまうと｢遠征｣ではなくただの｢無駄足｣になってしまうのだが、これが結構虚しい。一応中止になった場合の予定も考えて、中止の場合はそれに沿って行動するのだ。確かに野球に行ってるときには閉まってしまうラーメン屋など、行けるのはいいのだが、やっぱり虚しい。
それならば、ボロ負けしてもいいからちゃんと開催してもらったほうが１００倍いいと思う。

デーゲームがあれば、２試合とも中止になるということはほとんどないので、どちらか１試合が見られればとりあえずは納得できる。だから、ナイター１試合のための遠征は、言ってみれば｢ハイリスク・ローリターン｣で、｢コストパフォーマンス｣を考えると、ついつい二の足を踏んでしまう。
｢１試合だけのための遠征はしない。｣という不文律を持っている僕だが、｢例外｣もあるのだ。
その中で一番大きなものは、｢伝統の一戦｣だ。
週末に甲子園で巨人戦があるときは、チケットを何とか獲って駆けつける。阪神ファンということもあるが、甲子園の｢伝統の一戦｣は、東京ドームのそれとは比べ物にならない｢重み｣がある。他チームの試合にはない｢味｣が、｢伝統の一戦｣にはあるので、その時は迷わず駆けつける。
ところが、過去に一度だけ踏んだ｢無駄足｣こそ、何を隠そうこの試合だったわけだ・・。
大阪入りした直後に雨が降り出し、ホテルで待機していたが結局中止・・。
普段行けなかった焼肉屋に行ったりして、嬉しかったりしたが、やはり虚脱感のほうが圧倒的に大きい。
今週末は、最後の交流戦＆デーゲームを見に大阪に行く。
次に大阪に行くのは、９月の３連休なので、ぜひともいい形で｢中断期間｣に入りたいと思う。雨が降らなきゃいいなあ・・。

2007.06.18 Monday

幕張劇場第２幕

昨日に続き、今日も潮焼けしに幕張へ(笑)・・。
メッセの駐車場に車を止めて、マリンスタジアムに向かう途中に｢チケット完売｣の看板が・・。
｢当たり前だろ、阪神戦なんだから。｣一瞥くれてスタジアムへ。

先発は成瀬とジャン。成瀬はロッテの勝ち頭(6勝)で、若手の中でもトップクラスの安定性を誇っている。
｢こりゃあ、今日は厳しい試合になりそうだ・・。｣
そんな予感を感じながら試合開始。

その予感は的中した。彼が投げた10回を3安打無得点に抑えられる。
打てない、とにかく打てない・・。
球のキレ、コントロールともに抜群で、付け入る隙がない・・。
｢こりゃあ、今日はダメかなあ・・。｣想定内ながらもそんなことを考えていたが、ここで予想外の事態が・・。

なんと、今まで早々に崩れていたジャンが打たれながらも、要所要所をきっちり抑え、こちらも6回無得点。いっぱいいっぱいながらもよくやったと思う。
その後も両チームの継投の前に、打線が沈黙し、結局スコアレスドロー・・。

昨日の大逆転勝利と打って変わって、今日は息詰まる投手戦。
2日間で、野球の醍醐味というものを思う存分堪能させてもらった。
どこかのラジオ局のキャッチフレーズじゃないが、
｢やっぱり野球は面白い!!｣
というのを実感させてもらった２日間だった。

それにしてもロッテの成瀬はすごかった!!敵ながらあっぱれだ。
ああいう若手がでてくるチームは層が厚くなり、自然と強いチームになる。阪神にもああいう選手がどんどん出てきて欲しいものだ。
素晴らしい｢幕張劇場｣を２日間堪能し、満足感と疲労感が入り混じりながらもそんなことを考えながら、出店やステージがあってにぎやかだったスタジアムを後にした。
長かった交流戦も来週で終わり。来週末は甲子園でその｢フィナーレ｣を見届けに行こうと思う。

2007.06.17 Sunday

9.9.9

千葉マリンスタジアム・・。阪神ファンにとって、｢悪夢の４連敗｣を喫した2005年日本シリーズの舞台である。
チケットは発売当日に完売、それに加えていい天気となれば、満員御礼なのも当然だった。
僕が記憶する限り、千葉マリンに観戦に来ると、ロッテ戦はもちろん、なぜか何試合か行われたヤクルト戦などで、一度も勝てたことがなかった。まさに僕にとっては｢鬼門中の鬼門｣だったわけだ。
それに加え、パ・リーグでは現在首位に立ち、2年連続で交流戦を制し、今年も優勝を争っているロッテと、Ｂクラスにどっぷりはまり、思い出したくもない｢冬の時代｣を彷彿とさせるどん底状態のタイガース・・。先月甲子園で見たこのカードでもコテンパンにやられていただけに、今日も厳しい試合になるだろうと思っていた。｢雨で中止にでもなりゃあいいのに・・。｣今朝まではそんなことが頭をよぎったが、チケットも持っていたことだし、とりあえず行くことにしたのだが、果たして・・。

試合は1回に林のＨＲで先制したものの、3回に｢予定通り｣あっさり逆転を許し、その後もタイムリーやＨＲで着実に得点を重ね、8回を終わり、気がつけば7-2でロッテがリード。｢やっぱりダメかなあ・・。｣そして迎えた9回表・・。
｢帰り何食べて帰ろうかな・・。｣そんなことを考えながら見ていたら、3連打で無死満塁!
「え？マジで!?」
そこでついに出てきた｢幕張の防波堤｣ストッパー小林雅英。
5点差もあったせいか、中心打者を引っ込め、調子の上がらない中継ぎ投手に｢調整登板｣させるなど｢余裕｣を見せていたのに、それどころではなくなってきたらしい(笑)。もっとも、あの状況では僕がバレンタインでもそんな采配をしただろうね・・。
｢まさかの登板｣で、おそらく心の準備が出来ていなかったのだろう、球が高めに浮き、コントロールも定まらない。｢防波堤｣は｢決壊｣していた。
｢これはもしかしたら・・・。｣
桜井がライトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒット・・・。2者生還で7対4。
｢お!もしかしていけるかも・・。｣それが確信に変わったのが、続く浅井のショート正面への打球をショート・渡辺正が弾いた、まさかのエラー・・・。3塁ランナー・鳥谷が還り、7対5になったときだ。
流れが完全に来た!!その後は連打、連打でついに同点に追いつき、小林雅をＫＯだ!!
こうなったらマリーンズに勝機はなくなった。
林敬遠のフォアボールで再び満塁で打者一巡の金本。
流れを断ち切るべく替わった薮田も火だるまになるしかなかった。
ライト前へタイムリーでついに逆転!!９対７!!!!
さらなる連打で、気がつけば11対７!
まさにビッグイニングだ!!!

こうなれば最後は藤川が簡単に３者凡退で締め、試合終了!!
僕が野球を見に行くようになって20年以上経つが、こんな試合は記憶にない。９回に９安打、９得点なんてそうそう見られるものじゃない。
鬼門を見事に突破できたのが嬉しかったが、それと同時に、エラーで流れが変わることの怖さを改めて痛感させられた試合だった。
本当ならスポーツ新聞買いたいところだけど、関東版ではどうせ一面じゃないだろうからやめた(笑)。今日もこれから行くのだが、何とか今日も勝って欲しいが、果たしてどうなるのやら・・。

2007.06.10 Sunday

執念、執念、執念!!!

多謝、林威助!!!
君が北京五輪の野球アジア予選で｢敵｣になることを考えたら素直に喜べないでもないが、とりあえずシーズン中はこの調子でがんばってね!!
今日はまさに｢執念の勝利｣と呼ぶにふさわしいものだった。ビハインドでのJFKが見事に実ったね!９回の同点劇、そして１０回に杉内が篠原に替わったときに｢もしかしたら・・。｣とは思っていたが・・。明日も勝って関東にいらっしゃい!来週末の千葉マリンでお待ちしております。

2007.06.10 Sunday

おらがチーム

先週の土日、札幌に行ってきた。
今年の遠征の中で一番楽しみにしていた場所だ。今年の試合日程を初めて見た瞬間、思わずガッツポーズしてしまったくらいだったくらいだから(笑)・・。
札幌という街も大好きだが、楽しみにしていた理由はそれではない。僕が札幌遠征を楽しみにしていた理由、それは去年の日本シリーズでも見た日ハムファンの熱心な応援風景である。
僕も何度か札幌ドームで試合を見たことがあるが、その当時はまだ札幌に日ハムが来る前で、あんなにすごい応援など想像も出来なかった頃だ。

話は逸れるが、これはどうしても書きたい!
前に書いたかどうか覚えてないが、僕は日ハム自身が札幌に移転を決める前に、親しい人たちには日ハムの札幌移転を｢予言｣していたのだ。
札幌ドームが出来たのが今から６年前。ヤクルト戦ではじめてドームに行った僕は、そのスタジアムの立派さ、美しさに驚かされた。｢日本にもこんなスタジアムあるんだねえ・・。｣思わず唸ったと同時に、｢こんな立派なスタジアムにホームチームがないなんてもったいないなあ・・。｣とも思った。
もちろんサッカーではコンサドーレがホームスタジアムで使うことは決まっていたが、野球のほうは｢空家｣だった。一時期、西武が準本拠地として使用するという案もあったが、｢そんなんじゃもったいないなあ、どこかのチームが移転してくればいいのになあ。｣と思っていた。大阪から福岡に移転したホークスが生まれ変わり、黄金時代を築き上げてきた頃だったので、移転するチームについてちょっと考えてみた。
セ・リーグに移転するにふさわしいチームはないだろう、じゃ、パ・リーグでは・・？ホークスはありえないし、オリックスは身売りしてからそんなに時間が経ってないし、近鉄は大阪唯一のパのチームになったから難しいだろう。ロッテも千葉に根付いたし、西武は福岡から移転してきたときにわざわざ球場を作って、そこまで電車を引っ張ってきたりと投資していたから、そう簡単には移転できないだろう。言い方は悪いが、別に今のホームグラウンドじゃなくてもいいチーム・・、｢そうだ、日ハムだ!!｣当時の日ハムは東京ドームを｢間借り状態｣で、他チームと違って、｢東京のチーム｣としてアピールすることが出来ずに、影が薄く、観客動員でも低迷していた。いわば、｢根無し草｣だったわけだ。
｢日ハムが北海道に行けばいいのにねえ・・。｣友達や会社の同僚と野球の話をするとき、ことあるごとにそんな話をしていたことを思い出す。
その翌年、日ハムが札幌移転を正式決定。｢時代がようやく俺についてきたか!!｣なんて一人ほくそえんでいた(笑)。そこまでは予想通りだったのだが、日ハムが札幌の市民、いや北海道民の｢宝｣になるということは予想外だった。移転してわずか３年でここまでなるとは・・。いかに北海道の人たちが｢おらがチーム｣を待望していたかということの表れである。
移転の際にそんなことを考えていた僕は、まったく関係ないのだが、敵チームの隆盛振りを見ながら感慨にふけっていた・・。｢やっぱり北海道に来て正解だったよなあ・・。｣日本シリーズで有名になった｢稲葉ジャンプ｣を見ながらそう思った。
阪神戦は２試合とも今季最多の入場者数だった。ということで、当然のことながらこうなる。ま、全国どこにでも試合があれば駆けつける僕らのような｢馬鹿者｣相手に試合があればこうなるのは当然だけどね(苦笑)・・。

こんな｢日ハムフィーバー｣の真っ只中で、気の毒なチームがある。もうひとつのプロスポーツチーム、コンサドーレ札幌だ。日ハムが来る前、札幌ドームが出来る前、札幌はコンサドーレの天下だった。街中見回しても赤と黒のカラーリングにあふれ、テレビや新聞などのメディアでもコンサドーレを見ない日はなかった。厚別の競技場も常に満員で、チケットを取るのにも一苦労だった。それが今や、完全にファイターズに取って代わられてしまった(笑)。見事なまでの｢掌返し｣に気の毒だと思わなくもないが、まだまだ野球は日本で一番メジャーなスポーツだから仕方ないのかなあ・・。
その後、｢球界再編問題｣が起こり、その｢あだ花｣として生まれた楽天球団が仙台でこれから実を結ぼうとしている。

ここ数年、若手を使わず｢現状維持｣で満足し、星野時代の｢遺産｣を食い潰した｢つけ｣を今払わされているタイガース。最近でこそ｢消去法的｣に若手を使っているが、それでは間に合わない。出来れば１．２軍総とっかえして欲しいくらいだ。どうせ低迷するのなら、そっちのほうが意味はあるし、未来につながる。でも、その前に監督替えたほうがいいかなあ、若手の育成がうまい人に(怒)・・。

2007.05.28 Monday

ベテランいろいろ･･

昨日のロッテ戦、前日のオリックス戦で惨敗し、｢オリックス相手にこんな試合してるようじゃ明日はきついなあ｣と思っていたのだが、残念ながら予感は現実のものとなった･･。３対１４･･。
今季最多被安打、最多失点、何をかいわんやである･･。

その中で、どうしても納得がいかないことがあった。
岡田監督は今日の試合で大幅に打順を組み替えたとき、
スコアボードに意外な名前を見つけた。
｢6番　ライト　檜山｣･･。
｢えっ!??｣
｢そんな選手、何で使うの???人気があるからか???｣
そんな｢引退間近｣の選手を使うのならば、桜井とか若手をどんどん使えばいいと思うのだが･･。実際、檜山は今日もノーヒット、打率は１割５分まで落ち込んだ。もう笑うしかない･･。
同じベテランでも、大事なところでゴールを決め、チームを引っ張っていく、横浜FCのカズのような選手なら必要不可欠で、体力の続く限り現役で活躍して欲しいと思うが、過去の｢栄光｣にいつまでもすがり付いて、現役を続けているような選手は、チームが発展する上での｢障害｣である。そんな｢老兵｣は早くグランドを去るべきだと思う。そこに人気など関係ない！もっとも、一番悪いのはそんな｢老兵｣を使ってる監督なのだが･･。

この土日、２人のベテラン選手に見事なまでの｢好対照｣を見た。
しかも檜山とカズではカズのほうが年上だ。そういう意味でもカズの偉大さを思い知らされた･･。

チームを引っ張っていくという意味では、今の阪神の｢カズ｣は金本か、今年はチャンスにまったく打てないが･･。
去年の横浜FCやタイガースよろしく、ベテランが引っ張っていくチームは強いが、逆にチームを引っ張れないベテランは｢足手まとい｣になるということが、今日の背番号24を見ていて改めてわかった･･。桧山選手にきついことを書き続けた今日の記事だが、ここ数年の彼を我慢してみていたが、今日、臨界状態を迎えた。もちろん、今季のタイガースの不調は彼一人の責任ではないが、肝心なときに｢仕事｣が出来ないベテランなど、存在価値がないということを、己自身を知るべきだと思う。最後にダメを押そう。

｢老兵は死なず、ただ消え去るのみ｣

ダグラス･マッカーサー

2007.05.13 Sunday

水が流れ出した?

昨日は横浜FCが広島に勝ち、阪神がヤクルトに勝った、今年初めての「HAPPY DAY｣だった!いやあ、応援していると、こういう日もあるんだねえ!!
本当は昨日神宮から戻ってきてからブログを更新しようと思ったんだけど、その後の祝勝会で飲みすぎ、家までやっとのことで帰ってきて、そのままバタンキュー(死語!?)だったもんで、今頃書いている(笑)・・。

昨日の｢ダブル勝利｣の要因はいろいろあっただろうが、どちらのチームにも言えることは不振にあえいだ現状を打破するためにスタメンを入れ替えたことだろう。横浜FCは山口と小村を吉野と室井に替えるなんて、高木監督は勇気ある決断をしたと思う。もっとも、今の状況では失うものなど何もないのだが・・。
阪神も売り出し中の狩野と、ずっと２軍でくすぶっていた藤原をスタメン起用した。これには僕も正直驚いたけど、｢変化｣を好まない岡田監督が｢不本意｣ながら若手を使うようになっただけでも、９連敗した甲斐があったということかなあ(苦笑)。

そして点を獲るきっかけを作ったのは、誰であろう、この若手だった。
狩野が先制タイムリーを放ち、４回には狩野、藤原が塁に出て、鳥谷のタイムリーを呼び込んだ!
やはり若手が打つとチームは活気付くものだと改めて思った。

そしてヒヤヒヤものの１点リードのまま、最終回はこの男しかいない!
JFKの最後を藤川で締め、３連勝を飾った!!
ギリギリで逃げ切った｢薄氷｣ものの勝利だった。見ているものとしては、｢圧勝して、もっと楽に見させてくれよなあ!!｣と思うが、今の状況では贅沢は言ってられない、とにかく勝って良かった!!チームは借金状態だが、これで僕の観戦成績は４勝３敗で貯金１だ!

タイガースも横浜FCも、｢水が流れる｣ことによって、チーム自体の｢流れ｣が変わるものと信じたい!来週は横浜戦観戦のため大阪に行くが、フリエも大宮との｢裏天王山｣が待っている。ここで勝てたら波に乗れそうな気がする。

｢六甲おろし｣と｢Wings of freedom｣を
来週も高らかに歌わせてくれい!!!

2007.05.10 Thursday

水も流れなければ腐るのみ・・。

こんな弱いタイガース、久しぶりだ。思わず｢冬の時代｣を思い出す。
特に今日の負け方は間違いなく今シーズンで一番ひどい負け方だ。
何しろ阪神が誇る12球団一のストッパー、藤川球児が最終回に逆転打を浴びた。絶対的な守護神が崩されたら、もはや万事休すである。
確かに負けが込んでいたこともあって、藤川の登板は２週間ぶりで、実践感覚を掴めなかった事もあったのだろう。さすがの藤川も、そういう意味では万全ではなかったのだ。
打順を組み替え、若手を起用し、序盤に久々に先制したのに逆転され、中盤に追いつき、勝ち越し、そしてJFK・・。これで全てうまく行くはずだった、｢連敗脱出｣のシナリオが完成するはずだった、が、しかし・・。今日の結果は、まさに今の両チームの状態を如実に表していた。巨人にとっては首位独走に拍車をかけられる逆転勝ちだし、阪神にとっては、打つべき手は全て打ち、難攻不落だったはずのリリーフ陣、特に絶対的な守護神が攻略された・・。もはや｢お手上げ｣の、一瞬見えたはずの｢光｣が消えてしまった、後に尾を引く逆転負けである。

今年のタイガースと横浜FC、不振の原因は似て非なるものだ。
共通点を挙げると、現在最下位で、選手層が薄い・・。
ここまでは一緒だが、ここからが違う。
それではなぜ選手層が薄いか?
横浜FCは何しろ｢金がない!!｣これでは仕方がない・・。
しかし阪神は違う。ここ数年の｢強さ｣に溺れ、同じ選手を使い続け、若手の育成を怠ったためである。
何度も書いているが、チームというものは生き物で、常に若手が台頭してこなければ、チーム力は落ちていくのである。その証拠に現在Aクラスの巨人、横浜、中日は、若手が伸びてきている。特に今年の巨人の投手陣には目を見張るものがある、こんなことを書くのはとても悔しいが・・。
ところが阪神は｢旬｣の選手が出てきても使わず、目先の勝利にこだわり、｢現状維持｣にこだわった。その結果がこれである・・。
くどいようだが、チームというものは生き物だ。個人もそうだが、貪欲に上を狙っていかないと、｢停滞｣してしまうのである。
｢停滞｣＝｢戦力ダウン｣という当たり前の図式を忘れている。
確かに、｢育てながら勝つ｣チームを作れる監督、しかもそれが日本人となると、サッカーでも野球でもほとんどいないというのが現実だ。あえてあげるとすれば、以前にこのブログで書いた、野球では中日の落合監督、サッカーでは川崎の関塚監督といったところだろうか・・。
岡田監督は｢育てる｣ことの出来ない監督だ。僕は３年位前からいつかこんな日が来るのではないかと思っていたが、恐れていたことがついに現実になってしまった・・。
今日の敗戦がチーム、ファンに与える｢衝撃｣はとてつもなく大きい。果たして｢光｣が見えるのはいつなのか?最後にスポーツニュースを見たのはいつだったか忘れてしまった(苦笑)。果たして今度はいつ見られるのだろうか・・、このまま｢過去｣に｢タイムスリップ｣しないことを祈りたい・・。

2007.05.06 Sunday

涙雨・・!?

今日は雨天中止。｢恵みの雨｣というよりは、ここ最近の阪神ファンの荒れた気持ちを鎮めるための｢癒しの雨｣かな?
正直、今日は中止になってくれてほっとした。
｢連休｣を経て、火曜から絶好調の巨人戦。
世間でもGWが終わるので、タイガースも火曜から｢働こうぜ!!｣

2007.05.05 Saturday

きついなあ・・。

ズルズルずるずる7連敗・・。
どうしたものかねえ・・。
今日は最近には珍しく投手陣ががんばったのに、
そんな時に限って打線が沈黙・・。
負けが込んでるときってこんなもんかねえ・・。
去年まで出来ていた｢つなぐ野球｣がまったく出来ず、
ウチが出来ない代わりに読売がやっている、見事なまでに(溜息)・・。
打線の組み替えも効果なし、いや、むしろ逆効果か?
林5番はいいと思うけどね。しかし、こうなると出口が見えない・・。
もう何も言うことはない。とりあえず連敗脱出するのを待つしかないね。
唯一の｢光｣は狩野かな?早く彼に一人前になってもらって、
待たれて久しかった｢ポスト矢野｣になって欲しい。
それにしても赤星が心配だね。ヘルニアが悪化したのだとすれば、長期離脱もやむをえないな・・。
それにしても車椅子を寄贈するような心優しき男がなぜこんな目に!?
神様は残酷なことをする(怒)!!
しかしものは考えようで、この状態でまだ最下位じゃないんだから、まだツキはあるのかも・・。
とりあえずひとつ勝とうぜ!!
そうすれば流れは変わる・・・かな?

2007.05.04 Friday

正念場

勝てない・・本当に勝てない・・。
最近同じ負けパターンが定着している。
序盤から先発が踏ん張れず得点を許すと、打線も沈黙し、その状態で中盤まで行って、打線が奮起して追い上げると、継投がことごとく失敗する・・。
何もかもちぐはぐ・・。全てが裏目・・。
おかしな表現かもしれないが、こんなに弱いタイガース、｢懐かしいなあ・・。｣
｢冬の時代｣は、こんな負け方ばかりしていた・・。
同級生にも、｢お前、こんな弱いチームよく応援するなあ。｣
なんてからかわれてたよなあ・・。
なんて思い出に浸ってる場合じゃないな(笑)。
どうすれば勝てるかなあ・・。
投打ともに光明が見出せない今、何らかのてこ入れが必要ではないかと思う。今絶不調なのが今岡だ。思い切ってしばらくスタメンから外してみたらどうだろうか?
5番に林を、6番に藤本を入れたら、打線が繋がるのではないかと思う。
今岡が｢代打の切り札｣でベンチにいたらかなりの脅威になると思うがどうだろうか?
しかし、打線よりも深刻なのは投手陣だ。
先発陣が不安定で、5回まで踏ん張れないことが多い。
おそらく｢元凶｣はここだろう。
今の打線の状態では、先制されるとどうしても厳しい・・。
JFKに繋ぐまでの継投が出来ない。
SHEも壊滅したし、それ以外については言わずもがなだ・・。
試合がどちらに転ぶかわからない状態で、いかに流れを呼び込むリレーを出来るかが鍵じゃないかと思う。ところがこういう場面で投げるのが江草以外いないのだ。
悔しいが、首位を快走している巨人には、こういう場面で会田や林がいる。
タイガースにもこういう選手が出てこないとこれからかなり苦しい。
そこで一言、
来たれ、若手投手陣!!
今がチャンスだぞ!!　
誰かこの窮地を救ってくれ!!

| fulietigers | タイガース | 21:08 | - | - |

2007.05.03 Thursday

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

野村監督の名言である。
最近の阪神の敗戦を見ていると、この言葉を思い出す。
今日の敗戦もそれ。
打線は2度の満塁のチャンスを逃し、
投手は小刻みに失点を重ねれば、
勝負の流れを引き寄せることは出来ない・・。
やっとの思いで同点に追いついた8回裏に、
村田の決勝ホームランを浴びたのも、結局はそういうことだろう。

たぶんこういうことを書くと反発する人がたくさんいるのだろうが、
今岡、スタメンから外してみたらどうだろうか?
ホームランは打ったが、本来の状態には程遠い。
サードに関本、セカンドに藤本を入れて
5番威助、6番藤本なんてどうだろう?
今より打線のつながりがよくなるような気がするのだが・・。

明日から広島戦。広島での借りを返さなければならない。
そのためには何かしなければ・・。
｢振り向けばヤクルト｣である・・。

2007.04.23 Monday

う～む・・。

昨日に続き今日も完敗。しかも今日は10失点・・。
小嶋も歯が立たなかった。福原も相変わらず。
救いと言えば、ヒサノリの連続無失点を止めたことと狩野のホームランくらいかなあ・・。
それにしても今年の巨人はいいね。
今までタイガースがやっていた｢つなぐ野球｣を見事にやられている。
そして継投もしっかりしている。そりゃあ、首位にも立つわなあ・・。
今のチーム力は残念ながら向こうが圧倒的に上だ。
それに比べ、タイガースはいつになったら戦力が｢揃う｣のだろうか?
今月はともかく、来月以降もこんなだったら絶対やばい!
早く投打ともに｢つなぐ野球｣が出来る状態にならないと、Aクラスすらも危うい・・。
今、狩野と小嶋、金本以外に光が見えない・・。
どんなにヒットを打ってもタイムリーが出なければ意味がない。
来週から始まるゴールデンウィーク。
果たしてタイガースは｢黄金週間｣にできるのだろうか、それとも・・。

2007.04.21 Saturday

奇蹟的な・・

　昨日はすごい試合だった。11回まで投手戦で緊張感あふれる展開だったのが、12回に一気に動いた。両チームの｢劇場型｣投手のおかげだ(苦笑)。
江草、ハシケンが3点取られ、正直な話諦めていた。
それが、裏に出てきた向こうの豊田も江草に負けず劣らずの｢演出家｣だった。
連打で同点に追いつき、そして極め付けが・・
狩野のサヨナラタイムリ～～!!
まさか打つとは思わなかった!
これがいいきっかけになるといいのだが・・。
とりあえず｢ポスト矢野｣の最右翼なのだろうから、ぜひとも正捕手に育って欲しい。
木曜の｢奇蹟的な逆転負け｣の翌日が｢奇蹟的な逆転サヨナラ勝ち｣!!
｢地獄｣から｢天国｣に昇華したとでも言うべきか・・。
まさに野球は｢筋書きのないドラマ｣だと再確認した。
今日はこれから大阪に向かう。今年最初の甲子園、そして｢伝統の一戦｣。
何が何でも｢勝ちたいんやっ!!｣

2007.04.18 Wednesday

ああ、ナゴヤシンドローム・・

ナゴヤドームでの今季第１戦。ふたを開ければ0-5の完敗・・。
結果を知ったとき思ったのが、
｢今年もナゴヤじゃこんななのお!?｣だった。
思い出したくなくても、去年の｢ナゴヤの屈辱｣を思い出す。
１勝１０敗・・。しかもそのうちの１敗は山本昌にやられた｢ノーヒットノーラン｣・・。その現場を目の当たりにした僕は試合終了の瞬間、体の力が抜け、立ち上がろうにも立ち上がれなかったのだ・・。
その夜は荒れた。吐くほど飲んだなんて果たして何年ぶりだったろうか・・。
その翌日の今季最終戦で今季初勝利を挙げたのだったが、何の救いにもなりゃしなかった。逆に悔しさがこみ上げてきた・・。
ナゴヤでの成績がせめて五分だったら、優勝も・・。
逆に言えば、あれだけ敵地で負け越せば優勝なんて出来るわけないのだ。
こうなると明日が大事だ。明日勝っておかないと、今年もずるずる行ってしまいそうな気がする・・。
明日はボギーか、シモかわからないが、とにかく勝とう。そのためには打たなければ・・。
終わったことを悔やんでもしょうがない。明日こそ期待している。
だから、がんばってくれ!!

2007.04.15 Sunday

ようやく・・

今季初めてJFKの出ない勝ちゲームを見ることが出来た。まあ、あれだけ打てば当然だけどねえ・・。
それにしても今季初の2ケタ得点。久々に打線がつながった。ああいう試合をこれからもたくさん見たい。
今日の試合は鳥谷の先頭打者HRが全てだったと思う。あれが工藤のリズムを狂わせたね。
その後の工藤のベテランらしからぬピッチングがそれを物語っていた。まさか０回2/3でKOとはねえ・・。
小嶋は今日もいいピッチングだったね。あれだけ援護してもらったから、余裕を持ってピッチングできたというのもあったと思うけど。

さて、来週は中日、巨人と続く６連戦。まずは苦手のナゴヤで真価が問われる。ジャン、ボギー、下さん、頼んだよ!来週は最低４勝２敗で乗り切って欲しい。そうすれば首位が見えてくる、か?

2007.04.15 Sunday

自滅・・

今日の試合を表すにはタイトルの二文字に尽きる。
負けるべくして負けた、ただそれだけ。
あれだけ拙攻を重ねれば流れが変わるのは当然だ。
それにしても横浜に負け越すとは夢にも思わなかった・・。
投打がかみ合わない試合が最近多い。
いい加減打撃陣が奮起しないと、投手陣に負担がかかる一方だ。
そろそろ吼えろよ、濱中、関本!!
こんなもんじゃないだろ、今岡!?
トラの浮沈はお前たちにかかっているんだ!!
明日は何としてでも勝たなきゃいけない。
小嶋、頼んだぞ!君なら出来るはずだ!
打撃陣、新人を援護してやれよ!!

2007.04.13 Friday

Swinging in the rain・・

すごい雨だったね!!テレビで見てても雨粒がよく見える。こんな中でも見ているファンはすごいなあ!天候も試合も荒れ模様・・。今日から｢貯金シリーズ｣になるはずだったのに残念だ・・。これで金曜のゲームは全敗・・。天候も今日はタイガースの敵になった。最終回は同点のチャンスで金本の打席で豪雨・・。まさに｢13日の金曜日｣・・。ま、明日は全勝の土曜日。きっちり勝って流れを変えましょ!

2007.04.13 Friday

｢９人目の野手｣

すげえよ、ボギー!!いくら憲伸がなめていたとはいえ、野手顔負けの当たり!!今度代打で使ってみたらどうだろうか(笑)。
それにしても、この３連戦負けなしとは、はっきり言って予想外だった!これで明日からの｢ハマギン｣戦でしっかり貯金できれば言うことなしだ。
ただひとつ苦言が。打線が爆発してバカ勝ちするか、完投できるピッチャーいないのかねえ・・。勝ち試合にいつもJFKじゃそのうち潰れちゃうんじゃないかな、そこがすごく心配・・。いい意味でJFKの出番がない試合を作っていかなきゃいけないねえ。

2007.04.08 Sunday

想定内

さっきドームから戻ってきた。観戦して今季初黒星。けど、昨日みたいな疲れは全然ない。むしろすっきりした気分だ。なんでか？だって、昨日の日記に書いたとおりの展開だったじゃない。今日はヒサノリがよかった、ただそれだけ。それよりも小嶋はこれからも使えそうな目途がついたのが、今日一番の収穫だったと思う。今、絶好調の巨人打線相手に２失点だったら文句なしでしょ！何しろテンポがよかった。こういう試合は見ているほうも気持ちがいい。昨日先発した、大阪ガスの先輩に小嶋の爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいだ。次の横浜戦が楽しみだね。あと、問題は濱中と関本だね。なぜ１割にも満たない選手がスタメン?あれじゃ林と藤本がかわいそうだ。打てない右打者よりも打ってる左打者を使うのが当然じゃないかと思う。これじゃ｢競争原理｣が働かない。今日のラジオの実況中継で坂東英二に｢この二人がスタメンにいてくれるだけで、ヒサノリは楽ですよねえ。｣なんていわれてた。まあ、言われてもしょうがないんだけど・・。
　しかし、巨人投手陣は今年は調子よさそうだ。おそらく例年のような投壊現象はないだろう。だとすると、あの打撃陣からして、今年の巨人は脅威になりそうだ。今年は久しぶりに｢伝統の一戦｣を堪能できそうだ、複雑な心境だが(苦笑)・・。
今のチーム状態で５割なら悪くない。これから戦力は上がる一方なのだから・・。
さてあさってから甲子園。開幕カードがさっそく中日戦・・。最初が肝心なので、最低２勝１敗で乗り切ってほしい。来週１週間は甲子園。地元の皆さん、応援よろしく!僕は２１日の巨人戦で今季｢初甲子園｣です。それまでに貯金が出来ればいいけどねえ。

2007.04.08 Sunday

勝つには勝ったが・・

ドームから帰ってきて、昨日の試合を振り返ってみると、とにかく｢疲れた・・・。｣の一言。何しろ後半4イニングはとても重々しかった。打線も林が3打点と大活躍したが、その後が続かない・・。門倉は打ち崩したものの、その後の野口、前田、会田、真田を攻略できなかった。特に会田に抑えられたのは効いた・・。先週の広島の青木といい、阪神打線はどうしても技巧派を打ち崩せない。次回までに何とかしなければ・・。もし会田が先発できたら相当てこずるだろう。
打線が低調なことも疲れの原因だが、何より困ってしまうのが、先発、中継ぎ陣の頼りなさである。今日の能見もそうだが、先発が最低限の仕事しかしない。5.6回でマウンドを降りてしまうのでは話にならない!かといってハシケンや桟原が頼りないから、仕方なく今日のようにKJFが前倒しで出てこざるをえないのだ。先発と中継ぎ陣の再構築は急務だね。
今日は勝つには勝ったが、厳しく言えば、林が打ったこと以外何の収穫もない試合だった。今日は中３日だったからよかったものの、KJFをこんな使い方し続けたら、そのうち潰れてしまう。シーズン終盤ならわかるが、序盤の序盤からこんな使い方しないでほしい。もっとも、その｢前｣がだらしないからこんなことになったのだろうが・・。
あと、打線よ奮起せよ!!打つ人間と打たない人間の差が激しすぎる!これじゃ｢打線｣じゃなく｢打点｣だ!KJFががんばってるから辛うじて勝ちを拾っているのだ。
　今日の先発はルーキー小嶋。前回の広島戦では５回までナイスピッチだったが、今日の相手は巨人打線だ。広島打線とはレベルも層の厚さも違う。まさに真価が問われるが、ルーキーらしく臆することなく、前回のような堂々としたピッチングを見せてほしい。そして何より早めの打線の援護を望む。
とにかく今日は疲れた。これが｢伝統の一戦｣の持つ重みか・・。
今日は向こうはおそらくヒサノリだろう。きっと今日も厳しい、見ていて疲れる試合になるだろうが、何とか貯金を作って甲子園開幕を迎えてもらいたい。さあ、今日も行くぞ!
観戦成績４勝０敗を目指すぞ!!

2007.04.02 Monday

勝ち越し!!

今大阪から戻ってきた。タイガースは｢予定通り｣2連勝で開幕カード勝ち越しを飾った。いろんなことがあったが、今回の大阪遠征はよかったと思う。ところで今日は4月1日。｢映画の日｣ということで入場料が1000円になる。せっかくだから前から見たかった映画を見に行こうということで、少し早くホテルをチェックアウトし、梅田駅前にある｢ナビオTOHOプレックス｣へ。公開からだいぶ経ってるから余裕で見られると思って劇場に行くエレベーターに乗ろうとしたらなんか様子がおかしい・・。近づいてみると、｢チケット売り場まで40分かかります!!｣というアナウンス・・。え、40分!?上映時間ぎりぎりに行っていたため、時間もなかったし、それ以前に行きたかった映画はとっくに満席になっていた・・。
恐るべし、｢映画の日｣・・。
みんなこういうことはちゃんと知っているのだ。諦めるしかなく、がっくりしながら梅田駅周辺をさまよっていた。そこでぶらっと寄った本屋でとても｢刺激的な本｣を見つけ、その本を立ち読みしたらすっかりはまってしまい、気がついたら1時間以上読んでいた。読んでいて非常に気分が悪くなったと同時に失望した・・。その｢刺激的な本｣についてはまたの機会にじっくり書きたいと思う、｢ついで｣に書くには時間とスペースが今日はないのだ・・。
　本屋に立ち寄ったおかげで思わぬ時間つぶしができた。昼食をとった後に京セラドームへ向かった。結果はご存知のとおり2連勝!!今の野球は｢後ろ｣の投手陣が磐石なところが強い。阪神も2日連続でJFKの継投で勝った。今年の阪神の浮沈の鍵は彼らが握っている。彼らの出番が多いほど、勝利に近づくということだから、ぜひとも今年はフル回転してもらいたい。火曜からは神宮、東京ドームと首都圏6連戦が待っている。週末の東京ドームは見に行くが、最低でも4勝2敗で乗り切ってほしい。ジャン、ボーグルソン、頼んだぜ!!
　

2007.03.30 Friday

球春到来!!

セ・リーグが今日開幕した。初戦を白星スタートで飾ったのは巨人、広島、そして中日だった。我がタイガースは・・広島にやられた・・。下柳も悪くなかったのだが、黒田をはじめとする広島投手陣がよかったのか、それとも阪神打線が悪かったのか、スポーツニュースを見ていないのでよくわからないが、開幕黒星という事実だけが残った。阪神はどうも開幕戦は分が悪いような気がする。ただ不思議なもので、サッカーでもそうなのだが、負けは負けでがっかりなのだが、自分が観戦に行く前日の敗戦というのはそんなに気分は悪くない、いや、むしろ負けてくれたほうが気が楽だったりする。｢まさか連敗はするまい!!｣という、何の根拠もない｢自信｣を持ってたりするのだ(笑)。実際、金曜に負けた後、土曜に観戦に行くと、あまり負けた記憶がないのだ。ましてや京セラドームは相性がいいのでなおさらだ。明日もきっとそうだろうと、変な自信が芽生えている、ふっふっふ・・。
いよいよ明日から半年振りに｢トラキチ｣に戻る。手始めに大阪に向かうのだが、これが一筋縄ではいかないのだ。急に仕事が入り、休日出勤することになってしまった(泣)。上司は予定をキャンセルしてほしかったみたいだが、飛行機代、ホテル代、チケット代とすべて払い込んだ後なので、こちらも後には引けない。散々説教された挙句、飛行機が出るまでに仕事を終わらせなければならなくなった・・。というわけで明日は6時起き!7時過ぎには会社にいなければならない。果たして僕は無事大阪にたどり着けるのか、それとも・・。
すべては明日のブログで明らかに。こうご期待!(どんな予告!?)さて、荷物まとめて早く寝よう・・。

2007.03.15 Thursday

やっとこさ・・。

ようやくプロコレ販売開始!早速ホーム、ビジター１着ずつ注文。けど、納期２か月らしいから、５月下旬までは去年までの着ていくか・・。

2007.02.22 Thursday

｢聖地｣

いよいよ今シーズンの甲子園での公式戦チケットが発売される。一部先行発売されているが、やはり一番人気はライト外野指定だろう。発売開始と同時に全日程が埋まってしまう。毎年の事ながらコレは凄いと思う。残念なことにチケットゲッターも多数含まれているのだろうが、やはり甲子園のライトスタンドは｢聖地｣なのだと改めて思い知らされる。正直言って、背もたれもない、席の幅が狭い、席と席の間の間隔もなく、通路と通路が５０席以上離れている・・。観戦環境といったら間違いなく１２球場中｢最悪｣だろう・・。しかし、そんなところでもタイガースファンはみんな甲子園に憧れ、さらにライトスタンドに憧れる・・。なぜか?色々考えたが行き着く答えはひとつだった。｢それが甲子園だから・・。｣同じホームゲームでも、京セラドームのほうが環境ははるかにいいだろう。それでもやはり甲子園にはかなわない。なぜか？｢それが甲子園だから・・。｣古さや不便さ、そんなもののすべてを超越する存在・・それが甲子園球場なのだ。タイガースは素晴らしい球場を本拠地にしていると改めて思う。まさに｢日本野球の象徴｣なのだから・・。
　その甲子園球場が今オフから本格的にリニューアル工事に入る。既に蔦が無くなり寂しい限りだが、｢新生甲子園｣を夢見て我慢しよう。どんな｢野球の殿堂｣に生まれ変わるのか楽しみだ。それにしても、東京ドームみたいに建て替えたほうが話が早いのではないかと思うし、そんな話は出なかったのだろうか・・？出るわけがない！なぜかって？
｢それが甲子園だから・・。｣

| fulietigers | タイガース | 21:41 | - | - |

2007.02.10 Saturday

早く発売しろ!

　今年からユニフォームが変わった。黄色が復活しておおむね好評なようだ。やはりタイガースのユニフォームに黄色は欠かせないものだ。「これでこそタイガース!」そう思った人も多いだろう。
　そこで、ファンであるならば当然新しいユニフォームが欲しいと思うだろう。レプリカユニフォームはグッズショップで発売になっているが、僕が欲しいのはプロコレクションだ。１着３万円前後と値は張るが、やはり「本物」は違う!一度着てしまうと、もうレプリカなんて欲しくない。材質から刺繍まで、全然違うのだ。そういうわけで、当然今回も購入しようと思うのだが、全く発売される気配がない・・。そこでタイガースに問い合わせたところ、取扱の予定、お取扱いの時期、詳細等は未定になっているとの事・・。
「ふざけんなよ!!」
こっちは開幕戦に是非着て行きたいのに・・。はっきり言って、タイガースはこういう反応が鈍すぎる!他球団は大体2/1にはプロコレを発売開始するのだが、去年もそうだが、受け付けるのが遅くて、開幕に間に合わなかった・・。ましてやモデルチェンジともなれば購入希望が増えるであろう事は容易に想像できるはず・・。「選手とともに戦いたい!」「少しでも選手に近づきたい!」こう考えてプロコレを注文する人は多いと思う。そんなファンの思いを球団はどう考えているのか?日本一のファンを抱えているからと、「天狗」になっているのではないだろうか・・。とにかく早く発売になることを願い、毎日ＨＰをチェックする今日この頃である・・。

fulietigers

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