いざ出陣!
いよいよ明日はJ1開幕だ。「Fの悲劇」から8年・・。明日、いよいよ「復帰」第1戦を迎える。長かったようで短く、また短かったようで長かったこの8年間。フリューゲルス消滅の危機を迎えたときに当時のエンゲルス監督が試合後に、「誰でもいい、助けてくれ!」と訴えていたのを思い出す。そのエンゲルスは、今では浦和のコーチだ。その浦和と「復帰戦」で戦うというのも、因縁めいたものを感じる・・。
確かに、99年に特例でJFLに参入して迎えた初戦のジャトコ戦も感慨深かった。あの時はフリューゲルスサポーターの「執念」を感じずに入られなかった。わずか数ヶ月で「寄せ集め」ながら、何もないところから、クラブ、チームを作り、そしてJFL参入で2年連続優勝。これだけで十分「奇蹟」だ。「念ずれば花開く」という言葉を地で行った「J昇格」だった。
しかし、そこからが大変だった・・。やはりJFLとJ2では力には大きな差がある。野球で例えれば、JFLは社会人野球で、J2はBクラスのプロ野球チームといったところか・・。なかなか上位に食い込むことが出来ず、下位に低迷していることが多かった・・。
ここからは当時思っていたことを正直に書こう。クラブ発足から僕は、ソシオ会員やクラブメンバーとして、微力ながらクラブを支えてきたという自負があるが、「ず~っとJ2かもな、このクラブ・・。」と思ったことが何度もあった。特に足達監督のときは・・。何しろ勝てる気がしなかった。クラブには何度も解任を求めるメールを送った。結局、2005年シーズンは惨敗だったにもかかわらず、足達監督の続投が決まったときは正直失望した。2006年も昇格は無いと覚悟した。そう思ってただけに、開幕戦で愛媛に敗れ、足達監督が解任されたときは本当にほっとした!「クラブめ、ようやく俺の言ったことがわかったか!」そこまでは僕の「想定内」だった。が、ここからクラブ、チーム、そしてサポーターに起こったことはいい意味での「想定外」だった。監督経験のない高木コーチが昇格したのは、今年一年で指導者としての経験をつませ、来年以降の昇格を目指すのだと思っていた。僕も、足達監督が今年一年やっても、ひどい成績だと思っていたから、今年は成績を問わず、暖かい目で見ようと思っていたら、あの快進撃・・。高木監督の戦術と、それを後押しする適切な補強と、現場とフロントの「一体感」というものを、このクラブをず~っと見ていて、このとき初めて感じた。そして僕が昇格を確信したのは、シーズン最後の柏戦だった。1-3の劣勢から「勝ちに等しい」引き分けに持ち込んだのを見て、「これで決まった!」と思った。そして昇格・・。
明日、いよいよ新生「横浜FC」が産声を上げる。ドラゴン、カズの2トップは実現するのか?奥は?内田は?小村と山口は?チームの顔ぶれも去年とはだいぶ違うが、そのメンバーでどんなサッカーをするのか楽しみだ。
もちろん相手は強豪だが、大事なことは自分達のサッカーをすることだ。
それが出来れば、結果はとにかく、いい試合が出来るのではないかと思う。
明日は埼玉スタジアムに行くのだが、正直言ってかなり怖い・・。それは例えるならば、甲子園球場に応援に行く、横浜かヤクルトファンの気分だ。野球でホームアンドアウェーを実感するのが甲子園なら、サッカーでは埼玉スタジアムか、駒場スタジアム、つまり、浦和レッズのホームゲームである。
けど負けない。こっちには8年分の「想い」があるのだ。「格下」チームが「王者」相手にどんな試合をするか、阪神ファンの方にも、明日は是非注目していただきたいと思う。きっと損はしないと思うので・・。
確かに、99年に特例でJFLに参入して迎えた初戦のジャトコ戦も感慨深かった。あの時はフリューゲルスサポーターの「執念」を感じずに入られなかった。わずか数ヶ月で「寄せ集め」ながら、何もないところから、クラブ、チームを作り、そしてJFL参入で2年連続優勝。これだけで十分「奇蹟」だ。「念ずれば花開く」という言葉を地で行った「J昇格」だった。
しかし、そこからが大変だった・・。やはりJFLとJ2では力には大きな差がある。野球で例えれば、JFLは社会人野球で、J2はBクラスのプロ野球チームといったところか・・。なかなか上位に食い込むことが出来ず、下位に低迷していることが多かった・・。
ここからは当時思っていたことを正直に書こう。クラブ発足から僕は、ソシオ会員やクラブメンバーとして、微力ながらクラブを支えてきたという自負があるが、「ず~っとJ2かもな、このクラブ・・。」と思ったことが何度もあった。特に足達監督のときは・・。何しろ勝てる気がしなかった。クラブには何度も解任を求めるメールを送った。結局、2005年シーズンは惨敗だったにもかかわらず、足達監督の続投が決まったときは正直失望した。2006年も昇格は無いと覚悟した。そう思ってただけに、開幕戦で愛媛に敗れ、足達監督が解任されたときは本当にほっとした!「クラブめ、ようやく俺の言ったことがわかったか!」そこまでは僕の「想定内」だった。が、ここからクラブ、チーム、そしてサポーターに起こったことはいい意味での「想定外」だった。監督経験のない高木コーチが昇格したのは、今年一年で指導者としての経験をつませ、来年以降の昇格を目指すのだと思っていた。僕も、足達監督が今年一年やっても、ひどい成績だと思っていたから、今年は成績を問わず、暖かい目で見ようと思っていたら、あの快進撃・・。高木監督の戦術と、それを後押しする適切な補強と、現場とフロントの「一体感」というものを、このクラブをず~っと見ていて、このとき初めて感じた。そして僕が昇格を確信したのは、シーズン最後の柏戦だった。1-3の劣勢から「勝ちに等しい」引き分けに持ち込んだのを見て、「これで決まった!」と思った。そして昇格・・。
明日、いよいよ新生「横浜FC」が産声を上げる。ドラゴン、カズの2トップは実現するのか?奥は?内田は?小村と山口は?チームの顔ぶれも去年とはだいぶ違うが、そのメンバーでどんなサッカーをするのか楽しみだ。
もちろん相手は強豪だが、大事なことは自分達のサッカーをすることだ。
それが出来れば、結果はとにかく、いい試合が出来るのではないかと思う。
明日は埼玉スタジアムに行くのだが、正直言ってかなり怖い・・。それは例えるならば、甲子園球場に応援に行く、横浜かヤクルトファンの気分だ。野球でホームアンドアウェーを実感するのが甲子園なら、サッカーでは埼玉スタジアムか、駒場スタジアム、つまり、浦和レッズのホームゲームである。
けど負けない。こっちには8年分の「想い」があるのだ。「格下」チームが「王者」相手にどんな試合をするか、阪神ファンの方にも、明日は是非注目していただきたいと思う。きっと損はしないと思うので・・。
| fulietigers | 横浜FC | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |