〒113-8311 東京都文京区サッカー通り JFAハウス内
(財)日本サッカー協会「キャプテン」 川淵 三郎様
拝啓
ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。突然手紙をお送りするご無礼をお許しください。
サッカーファンの私としましては、近年の日本サッカーの隆盛に目を細めております。「ドーハの悲劇」を乗り越え、「ジョホールバルの歓喜」を迎えたときは日本人でよかったと涙したものであります。日本代表がW杯に出場するようになったのも、ほかならぬ「Jリーグ効果」です。そしてその効果を生んだJリーグは、貴方が中心となって立ち上げたものでした。周囲の反対をものともせず、「日本サッカーを盛り上げたい」という貴方の「一念」がなかったら、日本がW杯に出場することはなかったでしょう。時には「傲慢だ」という批判を受けることもありますが、「Fの悲劇」のときに、無念の涙を流した貴方を見て、私はマリノスサポーターから横浜FCサポーターに「転向」したのでした。良くも悪くも貴方は「信念の人」です。貴方の「キャプテンシー」には心から敬服しております。
前置きが長くなりましたが、今日こうして貴方にお手紙を書かせていただいたのには、折り入ってのお願いがあるからなのです。無理なお願いとは十分承知の上ですが、是非ご一読いただきたいのです。それは、是非貴方に日本プロ野球機構(NPB)のコミッショナーになって頂きたいのです。現在のNPBにも一応コミッショナーなるものはおりますが、一在京球団の言うとおりにしか動かない「傀儡政権」なのです。今までも「もしかしたら・・。」という疑念を抱いていたのですが、昨晩それが確信に変わりました。例の「裏金事件」で不正の温床になっていた「自由枠」を撤廃するという動きが大勢を占めていて、私もそうなるものだとばかり思っていたのですが、「球界の盟主」という連中が横槍を入れたばかりに、「時間がないから今年のドラフトは今までどおりで・・。」という結論に至りました。その決定に、私は天を仰がずにはいられませんでした。思わず悔し涙がこぼれそうになりました。その「球界の盟主」に、六カ国協議でまとまりそうな時に、いつも無理難題を言い出し、会議を台無しにしてしまう「あの国」をダブらせたのは私だけでしょうか?もちろん悪いのはその球団だけでなく、そんな「わがまま」を許す他球団もただの「烏合の衆」であり、「傀儡」コミッショナーともども同罪なのです。なぜ「時間がない」のでしょうか?ドラフトまではまだ半年以上あります。「時間」は作るものではないでしょうか?これから議論を重ねる時間はその気になれば幾らでもあるはずです。なぜ「とりあえず自由枠は今年も存続」なのでしょうか?どうして「とりあえず自由枠は撤廃してから、その他の事は後で決めよう」とならないのでしょうか?やはり、今年のドラフト候補生に「つばをつけている」手前、その分を「回収」するために存続させるのでしょうか?こんなうがった見方をする私はおかしいのでしょうか?そういえば貴方は、「球界の盟主」のトップとやりあったことがありましたよね?当時のヴェルディの人気をかさに着て、球界で通していたわがままを、Jリーグでも通そうとしたとき、貴方は真っ向から「対決」しましたよね?貴方のそんな毅然とした態度に感動したのを覚えております。後にも先にも「ナベツネン」と真っ向から衝突したのは貴方以外知りません。そんな貴方以外、今の球界を「再構築」できる人間は見当たりません。貴方がJリーグチェアマン時代のような「強権発動」をしてくだされば、きっといい「刺激」になるはずです。少なくとも今の、「コミッショナーには何の権限もないんですよ。」なんて事をいけしゃあしゃあと抜かすような「お飾り野郎」よりは、絶対に球界の為になります。日本サッカーを立て直した貴方と見込んでの一生のお願いです。助けると思って是非ご一考いただきたいと思います。
色々長々と勝手でご無礼なことを書き連ねてまいりました事をお許しください。最後に今後の貴方のご健勝を心よりお祈りいたしております。私達を3年後、ヨハネスブルグに連れてっていただけることを確信しながら・・・。
草々
2007年3月22日
fulietigers
本当に日本サッカー協会に送ってみようかな、これ・・。
拝啓
ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。突然手紙をお送りするご無礼をお許しください。
サッカーファンの私としましては、近年の日本サッカーの隆盛に目を細めております。「ドーハの悲劇」を乗り越え、「ジョホールバルの歓喜」を迎えたときは日本人でよかったと涙したものであります。日本代表がW杯に出場するようになったのも、ほかならぬ「Jリーグ効果」です。そしてその効果を生んだJリーグは、貴方が中心となって立ち上げたものでした。周囲の反対をものともせず、「日本サッカーを盛り上げたい」という貴方の「一念」がなかったら、日本がW杯に出場することはなかったでしょう。時には「傲慢だ」という批判を受けることもありますが、「Fの悲劇」のときに、無念の涙を流した貴方を見て、私はマリノスサポーターから横浜FCサポーターに「転向」したのでした。良くも悪くも貴方は「信念の人」です。貴方の「キャプテンシー」には心から敬服しております。
前置きが長くなりましたが、今日こうして貴方にお手紙を書かせていただいたのには、折り入ってのお願いがあるからなのです。無理なお願いとは十分承知の上ですが、是非ご一読いただきたいのです。それは、是非貴方に日本プロ野球機構(NPB)のコミッショナーになって頂きたいのです。現在のNPBにも一応コミッショナーなるものはおりますが、一在京球団の言うとおりにしか動かない「傀儡政権」なのです。今までも「もしかしたら・・。」という疑念を抱いていたのですが、昨晩それが確信に変わりました。例の「裏金事件」で不正の温床になっていた「自由枠」を撤廃するという動きが大勢を占めていて、私もそうなるものだとばかり思っていたのですが、「球界の盟主」という連中が横槍を入れたばかりに、「時間がないから今年のドラフトは今までどおりで・・。」という結論に至りました。その決定に、私は天を仰がずにはいられませんでした。思わず悔し涙がこぼれそうになりました。その「球界の盟主」に、六カ国協議でまとまりそうな時に、いつも無理難題を言い出し、会議を台無しにしてしまう「あの国」をダブらせたのは私だけでしょうか?もちろん悪いのはその球団だけでなく、そんな「わがまま」を許す他球団もただの「烏合の衆」であり、「傀儡」コミッショナーともども同罪なのです。なぜ「時間がない」のでしょうか?ドラフトまではまだ半年以上あります。「時間」は作るものではないでしょうか?これから議論を重ねる時間はその気になれば幾らでもあるはずです。なぜ「とりあえず自由枠は今年も存続」なのでしょうか?どうして「とりあえず自由枠は撤廃してから、その他の事は後で決めよう」とならないのでしょうか?やはり、今年のドラフト候補生に「つばをつけている」手前、その分を「回収」するために存続させるのでしょうか?こんなうがった見方をする私はおかしいのでしょうか?そういえば貴方は、「球界の盟主」のトップとやりあったことがありましたよね?当時のヴェルディの人気をかさに着て、球界で通していたわがままを、Jリーグでも通そうとしたとき、貴方は真っ向から「対決」しましたよね?貴方のそんな毅然とした態度に感動したのを覚えております。後にも先にも「ナベツネン」と真っ向から衝突したのは貴方以外知りません。そんな貴方以外、今の球界を「再構築」できる人間は見当たりません。貴方がJリーグチェアマン時代のような「強権発動」をしてくだされば、きっといい「刺激」になるはずです。少なくとも今の、「コミッショナーには何の権限もないんですよ。」なんて事をいけしゃあしゃあと抜かすような「お飾り野郎」よりは、絶対に球界の為になります。日本サッカーを立て直した貴方と見込んでの一生のお願いです。助けると思って是非ご一考いただきたいと思います。
色々長々と勝手でご無礼なことを書き連ねてまいりました事をお許しください。最後に今後の貴方のご健勝を心よりお祈りいたしております。私達を3年後、ヨハネスブルグに連れてっていただけることを確信しながら・・・。
草々
2007年3月22日
fulietigers
本当に日本サッカー協会に送ってみようかな、これ・・。
| fulietigers | コラム | 22:25 | - | - |